SMP ダイ・デンジンを作る

【プラモデル】

一目見て欲しいと思い衝動買い。SMPの「ダイデンジン」を購入してしまった。

当時子供だった直撃世代の人には、たまらないこのフォルムが非常に懐かしい。

まさに箱ロボだが、この感じがとても良いのだ。

ダイデンジンとは?

そもそも「ダイデンジン」とは、何かという人もいると思うので、簡単に説明を書いておく。

現在も続くスーパー戦隊シリーズの第4作品目。「電子戦隊デンジマン」にでてくるロボットなのだ。

スーパー戦隊シリーズは、ウルトラマンや仮面ライダーに続く、日本の特撮テレビドラマシリーズになるで、現在放映している『王様戦隊キングオージャー』は、47作目となる。

この「ダイデンジン」こそは、戦隊シリーズでは初の変形するロボットで、電磁ファイターからダイデンジンへ変形する。

簡易的な変形だが、当時は毎週ワクワクしてみていた記憶がある。

今回購入したSMPとは?

“S”cene(シーン再現)」「“M”otion(可動)」「“P”roportion(造形)」を徹底追及した大人向けプラキットブランド。バンダイナムコから発売された食玩だ。

しかも子供向けではなく、大きなお友達向けなのだ。

メインは”美味しいラムネ”で、付属するダイデンジンのプラモデルは、あくまでオマケなのだ。

信じられなんだが、そうなのだ。

どちらかというと、ダイデンジンがメインなような気がするが。

昔あったビッグワンガムと同じと思えばいいだろう。

昭和世代なら分かってもらえるんじゃなかろうか。

商品構成

とにかくパッケージがいい!当時の超合金と同じ仕様になっているので、本当に懐かしいのだ。

商品は全二種類あり、①ダイデンジンの上半身。②はダイデンジの下半身が入っている。

ダイデンジンを完成させるには、二種類購入する必要があるのだ。

もちろん”美味しいラムネ”もそれぞれ一個入っている。

電磁ファイターから見ていこう!

小さいながらもライディングギアが引き出せるのだ。オマケに足裏にはコロがついている。

造形は昔買ってもらえなかたDX超合金を思い出す。プラモデルとは思えないほど良くできている。

母艦の「デンジタイガー」から発進する姿が目に浮かぶ。

プレミアムバンダイで、限定販売されていたが、いい値段だったので私は見送ったが、今更ながら予約しておけば良かったと後悔している。

再販したら、絶対に予約して購入したいと思う(プレバンで忘れたことに再販してくれるので、買い逃した人には嬉しい限りだ)。

テレビ放映時は、母艦の「デンジタイガー」が海から飛び出して、巨大化した敵に向かうのだ。

そして、「デンジタイガー」から「デンジファイター」が発進して、デンジマン達のもとへ向かうシーンが思い出される。

ダイデンジンへ変形!

ライディングギアを収納した後で、先頭部分を倒すと「ダイデンジン」の頭が格納されている。

頭部を出してあげる。

後ろ側のロックを外してあげる。ここを外すと胸部が動かせるし、足も伸ばせるようになる。

胸部を移動させて、真ん中で合わせると「エコ」のマークが出来上がる。

ホントは、デンジマンの頭文字「D」になるのだが、どう見ても「エコ」に見えてしまう。

足を固定していた黒パーツを外して、足を伸ばしてあげる。

ウイングを閉じて、両肩を上げる。

これで完成!「ダイデンジン」だ!

ダイデンジンを見ていこう!

頭部の目の部分はアタッチメントを交換することで、劇中デンジレッドが「アクション」
と言うと目が変化するのだが、これがシールにより再現されている。

各部がポールジョイントや、ロールをしているので、現在のガンプラ並に様々なポージングが可能だ。

肩の付け根が引き出し式になっており、デンジ剣を持たせるとこんなポーズを取らせることができる。

振り下ろして一刀両断するデンジ剣・電子満月斬りは、最後に敵を倒す技だった。

ダイデンジンブーメランも見事に再現されている。塗装とシールでここまでできるのは現代の技術力だろうか。

デンジボールも再現。

鎖部分が鉄パーツになっており、ボール内にチェーンも格納しておけるのは嬉しい。

今の時代に鉄球を持ったロボットは、もう登場しないんだろうなぁ。ガンダムでもハイパーハンマーがあったけど、見事に劇場版ではカットされていた。

腰は、バックル?の部分が当たって動かないように見えるが、少し引き出すようにすると
腰が回るようになるのだ。

膝は一見曲がらないように見えるが、膝裏が折り畳めて収納することで稼働域を確保できるようになっている。

そして、なんといっても足の下に、劇中のデンジマンたちがエレベターに搭乗する際の
ハッチが展開できるのだ。愛が溢れた仕様となっている。

最後に作った感想

直撃世代には本当にオススメできる。整形色とシールで、出来のいいダイデンジンが手に入るのだ。

当時超合金を買ってもらえなかった人は多かったんではないだろうか。

私もその一人だ。そんな人にも、あのときの思い出と共に部屋に飾ってみても良いだろう。

やっぱり、この「電子戦隊デンジマン」は子供時代に一番よく見た戦隊ものではないかと思う。

個人的には、デンジブルーが好きだった。前作の「バトルフィーバJ」ではバトルケニア役として出演していた大葉 健二(おおば けんじ)さんだったのが大きいだろう。

後年のメタルヒーローシリーズ「宇宙刑事ギャバン」に主演した際には、非常に嬉しかった。

それと、悪役も非常に個性豊かで、ヘドリアン女王役の曽我 町子(そが まちこ)さんは、個人的には魔女役のイメージが強い(五年三組魔法組のイメージが強い)。

でも、とても憎めない感じの悪役だった記憶がある。

ともかく、子供時代を思い出して、ゆっくりと「ダイデンジン」を堪能することが出来た。

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