今回は、2018年9月に発売された「超合金魂 GX-60R 宇宙大帝ゴットシグマ」を見ていこう。
5年ほど前に発売されたものだが、こちらの商品も人気があるため、リニューアルしたものになる。
とにかくこの「超合金魂 GX-60R 宇宙大帝ゴットシグマ」は当時小学生くらいだった私にとっても印象に残っている。
今回のBOXアートも当時のポピーの超合金をリスペクトしているらしく、「未来合体」、「世界の超合金魂」のロゴが非常に感動ものだ。
公式サイトの説明には、GX-60として超合金魂となったゴッドシグマが2011年発売以来7年ぶりのリニューアル。超合金魂ならではの重厚な造りと合体ギミック、豊富な武器・装備が魅力となっている。
新規造形で追加された武器「ゴッドトマホーク」と「スピンソーサー」も付属するなど、さらに充実したセット内容でリニューアルされた超合金魂の逸品とのことだ。
定価も29,700円(税込み)となっている。ゴットマーズやダルタニアスよりもさらに全高が大きくなっているが、値段は少しお安くなっている(とは言え、1,000円程度の違いだろうか)。
まずは、箱から取り出してみよう。
本体とオプションパーツ類
発泡スチロールとブリスターの中には、以下の内容物がはいっている。
・空雷王(本体、交換用手首左右、交換用ショルダーロッド×2、内部膝関節パーツ×2、空雷剣、空雷弓、矢)
・海鳴王(本体、交換用手首左右各2種、ウォーターガン、ダブルチェーン×2)
・陸振王(本体、交換用手首左右各2種、アタックドリル、リクシンハンマー)
・ビッグウィング
・ゴッドシグマ用交換用手首左右各3種
・無双剣
・無双剣用束
・無双剣固定用パーツ
・ゴッドシールド
・ゴッドトマホーク×2
・スピンソーサー×2
・シグママーク付きバックル
・武器用スタンド
・ビッグウィング用スタンド
ともかく内容物が多いこの商品だが、個人的には本体の合体と、主要な武器以外はほとんど使用していなかったりする。
早速、中から本体を取り出してみよう。
本体を取り出してみる。
発泡スチロールの中から本体を取り出すとこんな感じ。
<空雷王>
全高:約200mm。専用武器・空雷剣、空雷弓を装備。
1号ロボ。壇闘志也が搭乗。赤と黒を基調とした空中用のロボット。ゴッドシグマの膝から上になる。主に空中戦で能力を発揮する。3体の中では最も攻撃力に優れ、武器の種類も多い。当初は水中では活動できないとされていたが、後に改良された模様。玩具においては、足首の裏に合体時の腕部(拳)のパーツが格納されている。アニメの合体でも、空雷王の足首から射出し、腕に装着されるシーンが見られる。
<海鳴王>
全高:約190mm。ウォーターガン、ダブルチェーンを装備。
2号ロボ。ジュリィ野口が搭乗。青を基調とした水中用のロボット。ゴッドシグマの右足の膝から下になる。水圧に強く、深海での行動も可能。調査用のロボットでもあるため、索敵能力が高い。
<陸震王>
全高:約190mm。アタックドリル、リクシンハンマーを装備。
3号ロボ。吉良謙作が搭乗。黄色を基調とした地上用のロボット。ゴッドシグマの左足の膝から下になる。格闘戦とパワー攻撃に長けてる。足裏からドリルを出して地中に潜る事も可能。元々が作業用であるためか、主にハンマーやドリルなどといった作業道具を武器として使用している。
<ビッグウイング>
無人航空機。ゴッドシグマへの合体時にトリニティエネルギーを充填され、トリニティシティより発進する。ゴッドシグマの上半身である空雷王を格納するように合体し、胸部と背部になる。
合体後はゴッドシールドや無双剣などのウェポンベイとしても機能する。
また、トリニティエネルギーを放射する事で火星の氷を溶かし、氷に埋められたトリニティシティの窮地を救う活躍も見せている。
シグマ・フォーメイション!
空雷王、海鳴王、陸震王の3体のロボットとビッグウイングが合体して完成する巨大ロボット。初合体は第3話。
闘志也の「シグマ・フォーメイション!」の合図で三角形のフォーメーションをとり、三人の「トリニティ・チャージ!」の掛け声でトリニティエネルギーを充填したビッグウイングを呼び寄せ合体する。合体のバンクシーンは初期(16話まで)と中期(17話以降)の2パターンが存在する。
全高は当初は265mとされていたが、劇中の描写等の問題により、放送後に65mに再設定された。重量1,200t。動力源はトリニティエネルギー。地球から木星付近まで往復できるほどの航行能力を持つ。メインパイロットである闘志也一人だけでも操縦可能だが、他の2機のジェネレーター制御ができなくなるため、出力は落ちてしまう。
全高約300mm(合体時)となっており、ポピーの名作DX超合金をリスペクト!
頭部はそのまま空雷王の形状と同じものになっている。
無双剣、ゴッドシールドを持たせるとこんな感じ。
無双剣の柄:背中の翼が変形して巨大な無双剣が出現する鞘となる。剣の柄を装着することで、無双剣出現シーンを再現している。
ゴッドトマホーク:銀メッキの斧状武器(2個)を新装備で追加されている。
シグマブレストも再現できる。
シグマブレストは、特殊な放射線を照射してメッキ装甲を剥がし、耐久力を低下させた後に無双剣で止めを刺す。
かつての「DX超合金」のデザインをイメージした「Σ(シグマ)」マークのバックル、両肩のショルダーロッドに換装が可能となっている。
全体的な感想
この「超合金魂 GX-60R 宇宙大帝ゴットシグマ」は、1980年3月19日 – 1981年2月25日、東京12チャンネルで毎週水曜19:30 – 20:00に全50話が放送された、東映テレビ事業部制作のテレビアニメになる。
小学生低学年だった私は、ダルタニアスの後番組として、この 宇宙大帝ゴットシグマを視聴していたのだ。
ゴットシグマの特に印象に残っていることと言えば、ゴットシグマの開発者である風見博士(かざみはかせ)が物語終盤には未知の技術への欲求のため、エルダー側に寝返るという行動を起こしてしまうのだ。その行動はもはや「マッドサイエンティスト」の域に達していたと言えるだろう。
そして、この時代の少年たちが口ずさんでしまうエンディングテーマ – 『レッド・ブルー・イエロー』だろう。
歌詞に太陽系の惑星配列が含まれているが、、この配列は一般的な軌道長半径(平均距離)による順序に従っており、放送当時の惑星の絶対的な位置に従ったものではないとされている。
ともかく、ダルタニアスすに続いて、欲しかったゴットシグマを40年越しに入手することが出来たときには、非常に満足感を得ることが出来た。本当に当時は憧れていたのだ。
我が家で所有する超合金魂は、まだ何点かあるので、今後もこのプログ内でも記事としてアップしていこうかと思う。
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