週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる(第70号)

週刊 海賊戦艦 アルカディア号

引き続き、タイトルの通り「週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる」をまとめて預かったので、製作を続ける。

今日は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第70号を組み立てていきたいと思う。

早速開封して、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第70号のパーツから見ていこう。

第70号のパーツ

今回は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の左舷艦体の組み立て⑫となっている。

左舷艦体部品に接続部品を取り付ける。これまでどおり、しっかりネジ止めしようとの記述がある。

早速、組み立てガイドを参照して組み立て開始。

STEP 01 右舷艦体の組み立て⑫

艦体支持部品070-02-01をランナーから切り離して艦体部品070-01の図の位置に合わせ、ネジ070-03で2ヵ所を固定する。

艦体支持部品070-02-02 2個をランナーから切り離して、図の位置にはめ合わせ、それぞれネジ070-04で固定する。

メカニカルファイル

マシン・リムジン(機械化母星メーテル版)

劇場版「銀河鉄道999」で機械化母星メーテルに王女として帰参したメーテルのために用意されていた迎賓用のエアカー。登場シーンはわずかだが、強い印象を残すメカであった。

999号から機械化母星メーテルに降り立ったメーテルを出迎えた、迎賓用の大型高級エアカー。

全長は9.2mと長大で、機械化帝国の拠点防衛用戦闘機ガニメデ(全長7.5)などよりもさらに大きい。

劇場版「999」では、後部座席にメーテルが座ったのち、無人の電子制御によって惑星地下の深部に向けて発進する。

「さよなら銀河鉄道999」でも、同種のマシン・リムジンが登場した。

INFORMATION テレビ「銀河鉄道999」でのメーテルの迎賓車

テレビ版「999」の第114、115話に登場した終着駅は惑星プロメシュームだが、原作ではメーテルを迎える迎賓車となるマシン・リムジンは登場しない。

そのかわりに迎えの機械化人の女性ミライが運転するエアカーが、メーテルと鉄郎を乗せて都市部へと向かった。

エアカーは箱型のタイプで、特に固有の名称もないようである。

キャラクターファイル

機械化母星メーテルの医師団と看護師

機械化母星メーテルの手術室で、星野鉄郎を生きたネジに改造しようとして機械化帝国の医学者グループ。

原作漫画やテレビ版「999」には同種のキャラクターが登場しない。完全な映画オリジナルの面々である。

機械化帝国の女王プロメシューム直属の部下で、機械化母星メーテルの手術室で生身の人間を機械化人に改造している医療スタッフたち。

生身の人間をどのように改造し、機械化帝国や機械化母星メーテルのために役立てるのかの判断も下している。

鉄郎の心身が強靭であることを鑑み、機械化母星中央ブロックのネジに改良すべきと提言した。

INFORMATION 初期のプロット案では

脚本の前段階のプロット案である松本零士メモでは、機械化母星メーテルで鉄郎が強制的に改造されかけるシーンに医師団は登場しない。

かわりに機械化母星中枢のコンピューターらしい声が、冷徹に鉄郎の適性を告げていた。

鉄郎の意志や肉体が強固なので、ネジにすればよいという判断は医師団と同様である。

ワールドガイド

機械化母星メーテルのステーション内部

劇場版「銀河鉄道999」は機械化母星メーテルが999号の終着駅となった。今回はそのステーション内部について触れてみよう。

銀河鉄道が運行する999号は地球を出発し、遠く離れた大アンドロメダの深部にある暗黒宇宙の機械化母星メーテルを終着点とする。

そこには数十両のの鉄道車両が行き来することを想定した複数のプラットフォームが敷設されていたが、劇中では確認できた銀河鉄道の車両は999号のみであった。

INFORMATION 銀河鉄道の放送球

地球の始発点などと同様に、機械化母星メーテルのホームにも運行状況を乗客に伝える放送球が浮かんでいた。

本作スタッフの板橋克己は、テレビ版「銀河鉄道999」の放送球に若干手を加えた程度のデザインにまとめている。

ストリーガイド

劇場版 銀河鉄道999㊸

機械近衛兵たちに連行されてきた鉄郎は、女王プロメシュームを前にしても機械の部品にはならないと強がる。

機械化人の医師団らは、これほどの強い意志をもつ鉄郎なら頑丈な部品になるとの判断から惑星を支えるネジへの改造を進言した。

医師団によって鉄郎が手術台に拘束されると、そこにメーテルが飛び込んできた。

彼女がプロメシュームの娘と知った鉄郎は、機械化人の女性に騙されながらここまで旅を続けてきた自分の愚かさに失望する。

そのとき手術室に地球でメーテルと話していた男の声が響いた。声の主は、反機械化世界の実現を目指すドクター・バン。メーテルの父親である。

INFORMATION 医師団と手術台

プロメシュームたちが語ったように、機械化母星メーテルは生身の人間を改造してきた部品の候補となる者たちを、適正に合わせて心のある部品に改造しているのだ。

この手術を行うのが、機械化人の医師団と看護師である。鉄郎の手術は3人の医師とひとりの看護師が担当する予定だったようだ。

組み立てた感想

今回は、左舷艦体の組み立て⑫を行った。

ダイキャストパーツで構成された左舷艦体部品に接続部品を取り付ける作業を行った。これまた今回も作業量は非常に少ないので、すぐに終わってしまった。

ダイキャストパーツへのネジ止めは、なかなか固く、ねじ切りをおこなってから作業をしたほうが良いだろう。多少は締め具合がよくなるのだ。

組み立てガイドの次回予告をみると、「船底の組み立て⑦」とある。

今回受け取った分は、あと3号分ある。組み立て作業の内容をこのプログ内でも引き続きアップしていこうと思う。

全長1000mmもあるので、相当な大きなになるのは分かってはいるが、組み上がってくると実感が増してくる。

「どくろの旗をかかげ、信じる者のために命をかけて戦う男の艦がいまここに!!」の言葉を胸に秘め作業を続けることにしよう。

ともかく、「海賊戦艦 アルカディア号 」完成まで、残り55号

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