引き続き、タイトルの通り「週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる」をまとめて預かったので、製作を続ける。
今日は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第52号を組み立てていきたいと思う。
早速開封して、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第52号のパーツから見ていこう。
第52号のパーツ
今回は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の右舷艦体の組み立て④となっている。
右舷艦体のダイキャスト部品に艦体支持部品をタッピングネジで固定する。これまで同様、しっかりネジどめしようとの記述がある。
早速、組み立てガイドを参照して組み立て開始。
STEP 01 右舷艦体の組み立て④
右舷艦体部品052-01の図の位置に艦体支持部品052-02をはめ込み、ネジ052-05で2ヵ所を固定する。同様に艦体支持部品052-04を図の位置にはめ込み、ネジ052-05で固定する。
図の位置に艦体支持部品052-03をはめ込み、ネジ052-05で固定する。
メカニカルファイル
時間操作機
時間操作機は劇場版「銀河鉄道999」の中盤に時間城内で登場した、時間の流れを操る大型メカ。主人公・星野鉄郎が仇である機械伯爵との決着をつけた装置でもあった。
同様の機械はのちに、原作漫画とテレビ版「銀河鉄道999」の一編「時間城の海賊」にも登場している。
時間操作機は、時間城内の中枢といえいる空間・時間操作室に設置された大型メカである。
製作者は機械伯爵の愛人である機械化人の歌姫・リューズで、時間城の全域にわたる時間を操ることが可能だ。
鉄郎に左腕を破壊され、時間操作室に逃げ込んだ機械伯爵はリューズに時間を進めるように指示し、機械化人の自分たちは無事なまま生身の鉄郎を老化させて倒そうともくろむ。
しかし、すさんだ長い人生に疲れ果てていたリューズはその指示を無言で拒否する。断末魔の機械伯爵が操作した時間操作機をリューズは止めることはせず、多くの仲間もろとも時間城全体を時間の流れのなかに葬った。
INFORMATION テレビ版の時間操作機
原作漫画とテレビ版「銀河鉄道999」の「時間城の海賊」では、悪役となる偽ハーロックの愛人・レリューズが時間操作機を扱っていた。
レリューズは既に登場したゲストヒロイン、リューズの姉だ。こちらの時間操作機も時間の流れを操る機会だが、テレビ版ではさらに時間航行も可能なタイムマシンとしての機能も備えていた。
キャラクターファイルファイル
機械伯爵
主人公・星野鉄郎が、母の仇として追い続ける機械伯爵。劇場版「銀河鉄道999」の中盤、巨大な移動要塞・時間城で鉄郎は対決の時を迎える。
劇場版「銀河鉄道999」の機械伯爵は、テレビ版「銀河鉄道999」と同じく柴田秀勝が演じた。テレビ版での柴田の芝居を気に入った松本零士の希望による、劇場版での再演である。
母を殺された鉄郎が復讐を誓う機械伯爵は宇宙の各地を転々としていたが、物語中盤で時間城の城主として惑星ヘビーメルダーに現れた。
時間城内では鉄郎の母を美しい剥製にして飾るなど、冷酷な性格をもつ。多くの機械化人の仲間や部下、時間を操作する機械化人の美女リューズたちの頂点に君臨していたが、山賊アンタレスの支援を受けた鉄郎の銃撃で最期を迎えた。
INFORMATION 機械化人の世界での機械伯爵の評判は
大山トチローによると、生身のころの機械伯爵は温かい心の人間だったが、機械の体になると冷酷で無慈悲な殺戮者に変貌した。
だがそんな機械伯爵は機械化人の世界では「英雄」として称賛されており、惑星メーテルの機械化近衛兵たちは鉄郎を英雄殺しの重罪人として扱う。
ストリーガイド
劇場版 銀河鉄道999㉘
鉄郎が訪ねた男は宇宙病に冒されていた。鉄郎がエメラルダスも男の行方を探していることを伝える。
すると男は意を決したように機械伯爵の時間城がガンフロンティア山の向こうの峰に現れることを教えてくれた。
男はベットに横たわると、鉄郎に機械にレバーの操作をまかせた。男の死の気配を感じた鉄郎は固辞する。
自らの精神が滅びるわけではなく、親友の乗る海賊戦艦アルカディアと一体化し、自らの意志を完遂することを告げた。
男の強い決意に鉄郎は指示されたレバーを下げる。同時に船内の機械が動作し、激しい光が男を包み、その魂を宇宙へと飛ばすのだった。
そして、はるか遠くを航行するアルカディア号の中枢大コンピューターが覚醒する。
INFORMATION 宇宙戦艦デスシャドウ
余命いくばくもないトチローがデスシャドウ号の内部で作り上げた、自らの命をアルカディア号に転送する装置。
トチロー自身は肉体的な死を迎えたが、彼の思考や記憶は、やはり彼が建造したアルカディア号の中枢大コンピューターに瞬時に移植される。
これによりトチローはアルカディア号を新しいボディとして活動することができるようになったのだ。
組み立てた感想
今回は、右舷艦体の組み立て④の作業を行った。
前号までの右舷艦体の組み立ての続きになる。今回は部品点数も少なく、工程も物足りなさを感じた。
組み立てガイドの次回予告をみると、「艦首の組み立て①/コスモレーダーの組み立て」とある。次回はどうやら新しい工程に進むようだ。
今月分受け取ったのは3か月分となるので、まだまだ先は長い。次号も出来上がったら、組み立て作業の内容をこのプログ内でも引き続きアップしていけたらと思う。
全長1000mmもあるので、相当な大きなになるのは分かってはいるが、組み上がってくると実感が増してくる。
「どくろの旗をかかげ、信じる者のために命をかけて戦う男の艦がいまここに!!」の言葉を胸に秘め作業を続けることにしよう。
ともかく、「海賊戦艦 アルカディア号 」完成まで、残り73号。
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