日曜の朝は、昔からなんだか元気になれた。
学校もないのに、朝は早起きなのだ。
一週間の始まりではあるけれど、学校に行かなくて良いというだけで、何故か解放された気分になったものだ。
しかし、お昼が過ぎて夕方になると、また、明日も学校に行くのかと、少しずつ憂鬱な気分になってたものだ。
これは、社会人になっても変わらす、明日も会社に行くのかと、同じ気分になってくる。
そう言う意味では、昔も今も全然変わらない。
☆夕方は、子供のゴールデンタイム
その昔、日曜日の夕方は、子供のゴールデンタイムだった。
特に東京都及び隣接県のフジテレビ系列では、子供向けアニメ枠で、連続二時間を埋めていた記憶がある。
今でも続いている、”ちびまる子ちゃん”、”サザエさん”の放送枠だ。
子供の頃は、”サザエさん”が終わると日曜日が終わったと思ったものだ。
☆今でも続く長寿番組
”ちびまる子ちゃん”、”サザエさん”は、いまでも続く長寿番組だ。
特にサザエさんは、1969年(昭和44年)10月5日放送スタートしているので、50年以上が経過している長寿番組だ。
半世紀以上も放送しているので、2013年(平成25年)んは、「最も長く放映されているテレビ番組」としてギネス世界記録を認定されているそうだ。
それだけ、長年続く魅力があるのだろう。
☆サザエさんの魅力
個人的に、サザエさんの魅了を3点ほどあげると以下の通りだ。ほぼ独断と偏見だけど。
(1)日常の生活が描かれている
(2)いい意味でドラマがない
(3)といかくホットする
(1)については、日常生活が描かれることによって、季節感を味わえることだと思う。
2月であれば、節分、3月であれば、ひな祭りという具合に。もうそんな時期かと思うのだ。
(2)については、(1)に通じるところがあるけれど、ドラマチックな展開は無いことだ。
普通の生活の中で、こんなことって実際あると思えるよなことが、約30分の中に大体3エピソード毎回放映される。それが毎週、お決まりの流れはあるものの、飽きさせることがないのだ。
(3)については、とにかくホットする。少しずつ現代風設定に変わりつつも(携帯電話を使用したり、会社にPCが置かれるようになる等)、昭和の部分が残っているからだろうか。
平屋で三世代が同居しており、近所づきあいの感じも、商店街や三河屋のご用聞きに三郎さんがくるとか、昭和ノスタルジーにホットするのだ。
☆番外編(声優さんについて)
長寿と言うことは、声を吹き込む声優さんにも、交代がついてまわるが、最初に違うかなと思っていても、いつの間にか違和感がなくなっている。
これはもう、演じる人の頑張りによることが、大きいように思う。
個人的には、カツオの初代声優が大山ノブ代さん(ドラえもん役)、ワカメの声優の二代目が野村道子さん(しずかちゃん役)と1979年版のドラえもんの声優さんが出演されていたことに、あらためて驚かされた。
他にも永井一郎さんや、増岡弘さんなんかは、ナレーションも含め、テレビで聞かないことは無かったんではないかと思えるほどだ。
本当に日曜の夕方、たまに見ても変わらずホット出来るアニメだと思う。
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