今回もGOOD SMILE COMPANYから昨年の今くらいに発売された「THE合体ダ・ガーンX」を倉庫から引っ張り出して、遊んでみたいと思う。
このTHE合体 ダ・ガーンXは、テレビアニメ『伝説の勇者ダ・ガーン』という“勇者シリーズ”の3作目の主役メカらしいのだが、直撃世代の人には申し訳ないがあまり詳しくは知らない。
購入したきっかけは、勇者「ダ・ガーン」とサポートメカ「アースファイター」「アースライナー」の3機が合体して、「ダ・ガーンX」へになることからだ。
そう。単純に合体ロボが大変気になって購入した次第だ。
ダイナゼノンを購入した後に知り、俄然気になっていたので、約一年前から予約したのを記憶している。
このTHE合体シリーズは、主にデラックス玩具。要は超合金とは違い、コストをなるべく抑える等のもろもろの考え方からか、ほぼプラ製の玩具となっている。
だがら昨今の玩具市場にくらべ、内容的にも値段は抑えめになっているらしい。
とはいえ高額品であるには変わらず、ダイナゼノンを遊んであとに購入を決断した。
話は長くなるので、早速各メカを見ていこう。
勇者ダ・ガーン
勇者ダ・ガーンは、コンパクトなサイズながらビークルモードへの変形機構に加え、コンパクトなサイズながら単体でのフルアクションしようとなっている。
まずはビークルモードから遊んでみる。
劇中のパトカーをイメージしたデザインなのだろうか。
パトランプがついており、タイヤはコロ走行が可能。
後ろから見るとこんな感じ。
変形機構があるためか、多少ビークルモードの接続の合いは悪いように思う。
ロボットである勇者ダ・ガーンに変形することを考えれば、驚愕の小ささだと思う。
ビークルモードから勇者ダ・ガーンに変形させてみよう。
勇者ダ・ガーンへの変形
パトランプ部分を持って、屋根を浮かせる。
フロントボディ部分を写真のようにして、足を伸ばす。
後ろを向けて、つま先を出す。この時点で足を開いてしまっても良い。
車体の後方を写真のように持ってくる。
そして、写真のように開く。
軸を使って、ゆっくりと肩となる部分を写真のように下す。
肩のパネルを写真のように引き出す。
背面を向けて、バックパックとなる部分を180°回転。
踵となる部分を写真のようにだす。
バックパックのガワをたたむように、写真のようにする。
これで完成。勇者ダ・ガーンだ!
本当に小さいれど、見事なプロポーションをしている。可動もそれなれに良く動く印象。
後ろはこんな感じ。
この勇者ダ・ガーンが、お腹の部分に収納されて合体する。
アースファイター
サポートメカ「アースファイター」は、戦闘機をイメージしたデザインとなっており、合体時は頭部、胸部、腕部分を担当する。
よくよく見ると確かにロボットの胸部を担当すると見受けられる部分があるが、これはこれで、そういったデザインだと割り切ってみることが出来る。
ライディングギアも出し入れが可能で、離着陸時を再現できるようだ。
ただ、尾翼は固定することが出来ないので、ちょっと落ち着かない感じがする。
ダイナゼノンよりも変形機構が簡易的なような気がするが、造形的には良くできているように思う。
アースライナー
サポートメカの「アースライナー」は、当時の新幹線をイメージしたようだ。
脚部になるのだが、それを感じさせない造形をしている。
「アースライナー」自体には、特に大きなギミックはないが、車輪にコロが付いているのでコロ走行が可能だ。
ダ・ガーンジェット
ダ・ガーンのビークルモード、サポートメカの「アースファイター」、「アースライナー」が合体して、「ダ・ガーンジェット」に合体する。
まずは、合体させてみよう。
アースファイターの変形
ライディングギアを収納しておく。
下の胸部を写真のようにする。
写真のように接続する。
機首部分をあげて、ヒンジを使いながら、写真のようにする。
アースライナーの変形
先頭車両の頭を写真のように引き出す。
収納されている先端部分を写真のように少しずつ調整しながら、引き出していく。
後方車両も接続ジョイントなる部分を引き出す。
アースファイターとアースライナーを合体
アースライナーとアースファイターの凹凸を合わせながら接続していく。
アースファイターのジョイントを展開して、勇者ダ・ガーンを接続。
これで完成。ダ・ガーンジェットだ!
とにかく、大きく不安定なので、ディスプレイ台座に設置してみた。
遠距離で移動するときに使用していたようだ。簡易的な変形合体だが、劇中を再現している。
後ろはこんな感じ。
ダ・ガーンXへ合体
では、さっそく3機による「ダ・ガーンX」への合体をしてみよう。
アースライナーの合体準備
先頭車両、後方車両を引っ張り、太腿部分を出す。
ひっくり返して、パタパタとガワをたたんでいく。
脚部となる部分を中央に寄せていく。
腰アーマーを少し上に上げる。
腰横のアーマーをになる赤のパーツを写真の様に寄せていく。反対側も同様。
足裏のフタを開く。先頭部分を引き出す。
つま先となる部分を倒す。
踵となる部分を出す。
フタを閉じる。片方の足も同様な手順で行う。
両足を変形させるとこんな感じ。これで準備完了。
勇者ダ・ガーンの合体準備
パトランプが付いた屋根を引き出す。
フロントボディ部分を倒して、足を伸ばす。
ジョイントになる部分を引き出す。
そのまま、後ろのボディ部分の凹部分に引き出したジョイントをはめ込んでいく。
そして、写真の状態にする。これで準備完了。
アースファイターの合体準備
武器を取り外す。
胸部になる部分を写真のようにする。
機首部分を写真の位置にヒンジを使いながら、少しずつ移動する。
手首を出していく。反対側も同様に出す。
これで合体準備完了。
ダ・ガーンXへの合体
ダ・ガーンの胸部エンブレムとアースファイターの突起を合わせるように収納していく。
ダ・ガーンとアースファイターのヒンジの凹凸を合わせてロック。
胸のエンブレムを下す。
上半身(アースファイター)と下半身(アースライナー)を合体させる。
ちょうどスライドさせるようにはめ込んでいくジョイントがある。ゆっくりとはめ込んでいく。
胸部エンブレムとダ・ガーンの凹凸を合わせてロック。
頭部を引き出すため、上の黒いパーツを倒して、頭部を出してあげる。
黒いパーツは、折りたたむようにして、最後は少し押し込む。
背中のウイングを下に倒す。両方倒すと、ちょうど”X”の形になる。
武器の砲身を縮める。両方の方針を縮める。
右足に武器(アースキャノン(A))、左足に武器(アースキャノン(B))を取り付ける。
形状が少し違うので、よく見ると良いだろう。
これで合体完了!ダ・ガーンXだ!
プロポーションがとってもいい!
横から見るとこんな感じ。
後ろから見るこんな感じ。
アースバルカンを展開。
ダ・ガーンブレードを持たせるとこんな感じ。
アースキャノンを持たせるとこんな感じ。
アースバスターを展開。胸の地球みたいなパーツがとても綺麗だ。塗装だろうか。
最期に形状重視パーツに交換するとこんな感じ。
胴の部分と足を交換しただけだが、確かに大分プロポーションは良くなったような気がする。
遊んだ感想
同シリーズのTHE合体ダイナゼノンを遊んだ後になるが、変形工程はさほど難解でもなく、扱いやすかった。
ただ、DX玩具なので、多少丁寧にヒンジ等を駆使して変形させることになるのだが、この点は仕方がないだろう。
一番良いと思ったのは、合体後のダ・ガーンXになったときの造形だろう。
とてもプロポーションがよく、変形合体したとは思えないほどだった。
それと、非常に小さいダ・ガーンは、ビークルモードから変形してロボットになり、プロポーションが良いのには感動した。
プレイバリューは、ダイナゼノンほどではないが、合体をしながらこの造形と可動を両立出来ているのも非常に良くできていると思った。
少し残念だったのは、アースバルカンから手首に変形する機構をともなっているためか、すぐにフタが開いてしまうのはストレスに感じてしまった。
ともかく、この「THE合体ダ・ガーンX」はこれだけでは終わらず、この後発売された「THE合体ガ・オーン」とグレート合体することによって「グレートダ・ガーンGX」になるのだ。
まずは、「THE合体ガ・オーン」で遊びつつ、最後はグレート合体で遊びたいと思う。
とういうことで、次の機会に。
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