今さら映画「シン・ゴジラ」を観た

【映画】

シン・ウルトラマンに続いて、今さらながらシン・ゴジラを観た。

Amazonn Primeで無料で観れるのだ。

昔は、映画公開中に、劇場まで足を運ぶか、しばらく期間をおいて、テレビ放送されるのを待つしかなかった。

ビデオが普及し始めると、レンタルビデオ店ができ、新作を借りるにも、すぐに貸し出しの札がかかり、借りるのも一苦労だったものだ。

昭和の邂逅は、このあたりにしておいて。

そう言うわけで、ブームにだいぶ遅れて観賞してみました。

☆大まかなあらすじ

東京湾近郊の海域で、突発的な爆発がおこったことから物語がはじまる。
この影響から、アクアラインも浸水の影響を受け、政府内での対応がはじまる。

政府内での対応が遅れる中、事態は急変していく。

要は、お役所の指示系統が、書類先行で進むため、どうしても対応が遅れていく。

事態はさらに進み、海上生物が河川から、都内へと進行していく。河川からは、水があふれ、車が流されていく。

都市は破壊され、人々は逃げまどうのであった。

何だが、3月11日の震災を思い浮かべる展開だなぁ。

☆ゴジラの進化

はじめは、海上生物、次は上陸して四足歩行に、 ビルを乗り越える際には、二足歩行に進化していき、最終的には、よく知るゴジラの形態に進化していくのだ。

四足歩行の時は、作りもののような着ぐるみなんだけど、個人的にチョット気持ち悪かった。

☆みどころ

主役はゴジラなんだけど、政府内のリアルな、対応だと思う。

関係部署が実際に動くまでに、指示系統を通さないと、全く動くことができない。

そして、国内外の微妙な関係を閣僚内の会話で、すべて描かれている。

外国の動きは、ほとんど映像としては、出てこないのだが、現実と遜色ないほどに緻密に話が進んでいく。

俳優たちのセリフ回しや、演技だけで映画は、進んでいくのだ。

事件は現場で起こっていると、某ドラマでいっていたが、この映画に関しては、全て個室内の会話で成立していると言っていい。

怪獣映画と考えると賛否が分かれそうだが、個人的には、凄く面白いと思えた。

☆最後の展開

米国は、国連での外工作を行い、歩く核兵器ゴジラの進行を止めるため、熱核攻撃の使用を決定する。

しかも、東京を目標にしてだ。

国連軍の熱核攻撃が迫る中、同時に進めていた「ヤシオリ作戦」が、日米共同作戦として、開始される。

この作戦は、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させると言うものだ。

作戦は何とか成功し、ゴジラの凍結に成功する。

しかし、熱核攻撃カウントダウンは「一時停止」のままであり、ゴジラが活動を再開した場合には攻撃が行われることになる。

東京駅で凍りついたままのゴジラ。
そのゴジラの尻尾の先端部には、背びれを持つ人型の生物数体が生まれでそうな状態で映像は終わる。

☆総じて

ゴジラが主役なのだけど、人間がどうやってゴジラの進行を止めるかが、見所だと思う。

政府内でのやりとり、縦割りの指揮系統など、リアルな現実を見せられているように感じた。

最後のゴジラの尻尾に生まれ出ようとしていた人型の生物も、非常にきなる。

続きも期待してしまうところだろう。

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