トランスフォーマをご存じだろうか。最新作「トランスフォーマー/ビースト覚醒」が2023年夏に公開された。
元々は日本国内でタカラ(現・タカラトミー)から販売されていた「ダイアクロン」や「ミクロチェンジ」シリーズ内の後期に展開した変形ロボットをアメリカのハズブロ社が業務提携し、新たな設定を加えたものがトランスフォーマーになる。
トランスフォーマーの新シリーズ「MPG」からの第3弾で、東北・上越新幹線200系からロボットに完全変形!フルポーザブル仕様なので、劇中のポーズを再現して楽しむことができるのだ。
発売は2023年2月で、定価も19,800円と、トランスフォーマでも一番最高峰の商品なので、結構なお値段となっている。
早速、箱の中身を見てみよう。
商品構成
ブリスターの中には、トレインボットユキカゼ本体(1), 武器(スノーレーザー)(1), ライデン用ヘッドパーツ(1), レールA(1), レールB(1), ジョイントパーツ(1)が入っている。
まずは、列車モードから見ていこう。
列車モードの状態
列車モードは、昔の東北・上越新幹線200系の新幹線だ。
鉄道模型を見ているようだ。完成度はとてもよく、全塗装で鉄道模型好きにもたまらない造形になっており大変よく出来ている。
クリーム色の塗装も良く再現されている。直撃世代の人は、これが東北・上越新幹線のイメージが強いのではないだろうか。
これがロボットに変形するとは、とても思えないほどの造形だ。
ロボットモードの状態
ロボットモードに変形させるとこんな感じ。
同じ新幹線でも、第一弾の「MPG-01 トレインボットショウキ」とは変形工程が全然違うのだ。
フルポーサブル仕様となっているとのことで、非常によく動く。
ただし、全塗装なので稼働させる際には擦れによる塗装ハゲには十分に注意する必要がある。
変形工程は、非常に難易度が高いため、公式の動画を参考に1時間ほどかかってしまったw
顔の造形も、日本生まれのトランスフォーマーだけあって、非常にカッコよく仕上がっている。
スノーレーザーを持たせるとこんな感じ。
説明書に記載はないが、スノーレーザーは腰のジョイントに接続しておくことが可能だ。
背面には、変形時にスラスターを展開出来るようになっている。
また、「重連合体戦士ライデン」の頭部パーツは背面に格納することができるので、余剰パーツがないのも非常に嬉しい。
スノーレーザーを持たせてアクション。
可動範囲は非常に広いので、片膝ポーズも取ることができるのだ。
ただし、足部分のカバーとなるジョイントが甘いせいか、動かすと直ぐに取れてしまうのが、非常にストレスとなる。
「重連合体戦士ライデン」の左脚パーツへ変形
「重連合体戦士ライデン」の左足を担当するユキカゼ。今回は単体となるが、左足に変形させてみた。
この「ユキカゼ」も、ほとんど列車モードが足になったような感じだ。
やっぱり合体した時には30cmは超えるのはまちがいないだろう。これで「重連合体戦士ライデン」の両足が揃ったことになる。
頭部パーツも付属するので、取り付けて見たが、非常にいい顔立ちをしている。
これが「重連合体戦士ライデン」の頭部か。上半身はほぼ出来上がったと言っていいだろう。
全体的な感想
今回の「MPG-03 トレインボットユキカゼ」だが、トランスフォーマシリーズらしく、かなり高度なパタパタ変形となっている。
そのためか、変形した後の満足感は非常にある。
列車モードからロボットモード変形したのちに、再度列車モードに戻すと変形の仕方に問題があるのだろうか。少し凸凹してしまう点があるのが気になる。
個人的には、今回の第3弾「MPG-03 トレインボットユキカゼ」が変形に一番悩んだ気がする。
そして、第1弾「MPG-01 トレインボットショウキ」の時から書いているが、トリプルチェンジ仕様となっているので、「トレインモード」、「ロボットモード」に加え、6体合体することにより、「ライデン」になる非常にプレイバリューが高い商品となっている。
第4弾の「MPG-04 トレインボットスイケン 」は、2023年の6月に発売されたのだが、まだ箱から出していない。
この勢いを借りて、箱から出して遊んでみようかと思う。
なかなか高額な商品なので財布の中身が心配ではあるが、2024年2月には最後の第6弾「MPG-06 トレインボットカエン」が発売を予定しており、「重連合体戦士ライデン」が完成することになる。
それまでは、各「トレインボット」の変形を楽しみながら気長に待ちたいと思う。
合体にはあと残り3体のトレインボットが必要だが、次回は「MPG-04 トレインボットスイケン」を箱から出して、このプログでも紹介していきたいと思う。
コメント