日曜の夕方と言えば、サザエさんと同様に長寿番組のちびまる子ちゃんだろう。
なんとなく日曜の夕方になるとチャンネルを合わせて観てしまうのだ。
相変わらずの安定した内容。
歳をとらないのは、サザエさんやドラえもんなどと同じだ。
俗にサザエさん時空などと言われることもあるらしい。
☆変わらないオープニング
平成から変わらないおどるポンポコリン。
歌うアーティストは変われど、オープニングは変わっていない。
現在はももいろクローバーZが歌っている。
はじめ聞いたときは、どんなタイトルかと思っていたものだ。
この曲の作詞は原作者のさくらももこさん、作曲は織田哲郎さん。
作曲の織田哲郎さんは、チューブ初期の夏の定番曲である「シーズン・イン・ザ・サン」や「サーマードリーム」もてがけている。
別名「TETSU」として、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」の主題歌もご自身で歌っていたりする。
さて、この歌、昔はB.B.クインーズなる結構奇抜な扮装をしたグループが歌っていた。
このメンバーの中でも、特にブルースを歌っていた近藤房之助さんが参加していたことが異彩だったように気がする。
元々渋いブルースを歌っていたのに、おどるポンポコリンなのだから。
しかし、アニメのヒットも受けてこの年の日本レコード大賞になっているのだから時代だろう。
☆昭和のシーンが満載
このちびまる子ちゃんは、作者のさくらももこさんの投影である小学3年生のちびまる子ちゃんが、家族や友達と共にくり広げる日常生活を書いたコメディマンガだが、時代設定が1974年から75年になっているようだ。
私自身より少し上の世代になると想われるが、特に昭和テイストが満載で当時の直撃世代には懐かしく、今の世代には新鮮に感じる部分もあるように思われる。
とくに昭和のアイドルでった西城秀樹さん、山口百恵さん、山本リンダさんなどを扱った回や駄菓子屋に通うシーンなどは、昭和世代は頷く部分もあるだろう。
また、夏休みにはラジオ体操にいって印鑑をもらうシーンなども見受けられ(いまはなくなったのかなぁ)、眠い目をこすりながらいった記憶が蘇る。
さくらももこさん自身多才で、漫画家のほかにエッセイスト、作詞家の肩書きをもっている。
エッセイには、もものかんずめが当時話題になり、ベストセラーになったことを記憶している。
1990年代には、オールナイット・ニッポンの番組にも出演されていた。
ご本人の声を聞いたときには、アニメの声を担当しているTARAKOさんと声のトーンも口調も似ていたので、ビックリしたものだ。
☆子供時代を思い出す
やはり当時の小学生時代を思い出す。
特に劇中のまるこちゃんを観ると、すぐにサボったり、ズル休みしたりする感覚は当時の私自身にもあったと思う。
また、友達との関係もチョットしたことでケンカしたりしてしまうことは日常的茶飯事だったような気がする。
昭和ノスタルジーに浸りつつ、そういえば当時の友達たちはどうしているだろうかと思ったりするのだ。
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