今回は「MPG-01 トレインボットショウキ」で遊んでみる。
この商品は、2022年6月に発売されたものになる。価格も19,800円(税込)で、結構いいお値段がする。
この「MPG」はマスターピースGの略で、Gとは GATTAI(合体)、GIANT(巨大化)、GREAT(グレート!)を意味する。
トランスフォーマーの玩具で言えば、最高峰の商品となっている。値段だけではなく、全体的な造形や塗装、変形機構も最高峰のものなのだ。
ともかく、トランスフォーマーの新シリーズ「MPG」からの第1弾で、東海道新幹線0系からロボットに完全変形し、フルポーザブル仕様なので、劇中のポーズを再現して楽しむことが出来るのだ。
早速、箱の中身を見てみよう。
商品構成
ブリスターの中には、トレインボットショウキ本体(1), 武器(1), 座席(2), レールA(1), レールB(1), ライデン用チェストパーツ(1), ジョイントパーツ(1)が入っている。
まずは、列車モードから見ていこう。
列車モード
日本初の高速鉄道専用車両として、東海道新幹線で活躍した初代「新幹線」が、この新幹線0系電車。
在来線よりも広い「標準軌」を採用し、全編成車両にモーターを搭載、旅客機のような丸いボンネットや空力特性を考慮したフォルム。
クリーム色と青に塗り分けられた車体など、現在の目で見ても、未来的に感じられる。
まさに「夢の超特急」だ。
塗装も非常によく、完成度も高いと感じる。
付属のレールにディスプレイすれば、完全に鉄道模型として楽しむことができる。
余談だが、この0系新幹線は昭和世代には非常にうれしいものがある。
京都、奈良への修学旅行はもちろん、テレビやアニメでも富士山をバックに、この0系新幹線が走っている姿が描かれることが少なくなかったように思う。
それを思いですと非常に懐かしくもあり、嬉しくもなるのだ。
ロボットモード
ロボットモードに変形させるとこんな感じ。
変形工程は、トランスフォーマー玩具の最高峰だけあって、かなり難しい変形工程となっている。
付属する説明書では、変形工程が多すぎるので、今回は公式「YouTube」で変形方法を公開していたので、こちらで確認しながら変形させた。
初めのうちは1時間ほどかかってしまった。
とにかく、パタパタ変形が多く、塗装面に気を使いながら行ったこともあるが、変形した後の満足感は半端なくある。
日本生まれのトランスフォーマーということで、顔の造形も勇者シリーズのロボットのように、非常にカッコ良い。
胸部には「オートボット」のマーク。昔で言うところの「サイバトロン」のマークが特徴的だ。
武器のマッハレーザーを持たせるとこんな感じ。
無理をすれば、これくらいの膝立ちポーズも可能なのだ。変形トイとは思えないほど可動域も広い。
アクションフィギュアのようなポージンが楽しめる。
稼働させる際には、塗装が擦れないように気を使いながら、大人のいじり方が必要だろう。
特に足裏は塗装面が接地するため、非常に気を使う部分なので丁寧に扱いたい。
手持ち武器のマッハレーザーは、腿の後ろ側に格納場所があり、余剰パーツとならないことも嬉しい。
また、ライデン用チェストパーツも、背面に格納する場所がある。腕部部に取り付けることができ、盾として使用することができるのだ。
「ライデン」の胸部パーツへ変形
「重連合体戦士ライデン」の胸部パーツを担当するトレインボットショウキ。今回は単体となるが、胸部パーツへ変形させてみた。
胸部への変形は自体には無理があるとかと思っていたが、意外にもカッチリとしているので、非常に安心できる構造となっている。
当然ハイエイジトイなので、大人のいじり方が必要だが。
これが、「重連合体戦士ライデン」の胸部になると思うと、今からワクワクする。
胸部パーツは結構大きめで、合体した時にはどのくらいの大きさのなるのだろうか。
「重連合体戦士ライデン」になった際には、30cmは超えることは間違いないだろう。
全体的な感想
今回の「MPG-01 トレインボットショウキ」だが、トランスフォーマシリーズらしく、かなり高度なパタパタ変形となっている。
ショウキは、トレインボットのリーダー的な位置。このショウキは、他のトレインボットと合体して「重連合体戦士ライデン」になる。
そして、ショウキは合体時には胴体になるのだ。
変形行程は各モードとも複雑で、塗装面を傷つけないように行う必要がある。
ある程度構造がわかれば、列車モードからロボットモードへの変形は短く済むだろう。
流石はマスターピースの名に恥じない変形の難しさと、各プロポーション、可動など、すばらしいと思う。
合体にはあと5体のトレインボットが必要だが、次回は「MPG-02 トレインボットゲツエイ」を箱から出して、このプログでも紹介していきたいと思う。
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