今回は「MPG-02 トレインボットゲツエイ」で遊んでみる。
この商品は、2022年9月に発売されたものになる。価格も17,600円(税込)で、このMPGシリーズのなかでは、比較的価格設定はお安くなっている。
とは言え、ハイエイジトイとしても高額商品には間違いないのだ。
前回も書いたが、「MPG」はマスターピースGの略で、Gとは GATTAI(合体)、GIANT(巨大化)、GREAT(グレート!)を意味する。
トランスフォーマーの玩具で言えば、最高峰の商品となっている。
トランスフォーマーの新シリーズ「MPG」からの第2弾で、EF65形電気機関車(ブルートレイン)からロボットに完全変形し、フルポーザブル仕様なので、劇中のポーズを再現して楽しむことが出来るのだ。
早速、箱の中身を見てみよう。
商品構成
ブリスターの中には、トレインボットゲツエイ本体(1), パンタグラフ(2), 武器(ナイトレーザー)(1), ジョイントパーツ(1), 在来線用レールA(1), 在来線用レールBが入っている。
まずは、列車モードから見ていこう。
列車モード
列車モードは、こんな感じ。
EF65系電気機関車は、1965年に誕生し、国鉄時代に最も多く製造された直流式電気機関車。
貨物専用の運用を想定して設計された高い牽引力と高速走行性能を備える車両は、ブルートレインなど寝台特急列車の牽引車としても転用された。
ゲツエイのモチーフになった車両は、旅客・貨物に使用可能な汎用機として製造された1000番台(PF形)。
青を基調にした車体は、牽引する客車とつながるクリーム色のラインを側面に配した「特急色」が印象的。
視認性の高い警戒色として全面にもクリームが使われている。
塗りもきれいで、完成度も高いと感じる。付属のレールにディスプレイすれば、鉄道模型としても飾っておけるだろう。
トレインモードでは、新幹線(ショウキ)と比べると普通列車なので車両も短い。
そして、なによりも線路の幅が本物通り狭くなっているので、付属する在来線用レールにはショウキを列車モードモードでディスプレイすることが出来ない。
また、ショウキの時はトレインモードでの変形があまりカッチしなかったが、今回のゲツエイではトレインモードでもカッチするようになっている。
ロボットモード
ロボットモードは、こんな感じ。夜間戦闘員らしくブルートレインの色合いも渋めで、マッチしている。
フェイス部分も日本生まれのトランスフォーマーらしく、造形も良く出来ている。
ナイトレーザーを持たせるとこんな感じ。
手持ち武器のナイトレーザーは、背面に格納場所があり、余剰パーツとならないことも嬉しい。
アクションをとらせるとこんな感じ。相変わらず変形トイとは思えないほど可動域が広い。
また、第一弾の「MPG-01 トレインボットショウキ」と並べてみても、ほぼ同じ全高になっている。
列車モードは、新幹線の方が長いのだが、ロボットモードでは同じ高さになるのは、コレクション性を考慮していることもあるのか非常に嬉しい限りだ。
「重連合体戦士ライデン」の右脚パーツへ変形
「重連合体戦士ライデン」の右足を担当するゲツエイ。今回は単体となるが、右足に変形させてみた。
これが、「重連合体戦士ライデン」になるのかぁ。早く合体した姿を見たいものだ。
見た目は、ほとんど列車モードが足になったように見えるが、合体した時には30cmは超えるであろう「重連合体戦士ライデン」になることが予想される。
これで、「重連合体戦士ライデン」のパーツとしては2体目が揃ったことになる。
全体的な感想
「MPG-02 トレインボットゲツエイ」だが、今回もかなり高度なパタパタ変形となっている。
変形行程は、各モードとも相変わらず複雑で、塗装面を傷つけないように行う必要がある。
ある程度構造がわかれば、列車モードからロボットモードへの変形する時間は短く済むだろう。
しかし、列車モード、ロボットモードにしたときの完成度は非常に高い。
変形が出来たときには何度も見直し、スゴく良い出来だと連呼してしまうだろう。
やっぱり、その真価は六体合体して初めて発揮されることになるだろう。
「MPG-02 トレインボットゲツエイ」は、「重連合体戦士ライデン」の右足を担当するのだが、早く全機揃うことが、待ち遠しいものだ。
合体にはあと残り4体のトレインボットが必要だが、次回は「MPG-03 トレインボットユキカゼ」を箱から出して、このプログでも紹介していきたいと思う。
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