今回は、2011年発売の「ROBOT魂 <SIDE HM> カルバリーテンプル”ヘルミーネ”」を倉庫から出してきたので、中身を確認して、遊んでいこうかと思う。
「ROBOT魂 <SIDE HM> カルバリーテンプル”ヘルミーネ”」は、プレミアムバンダイ限定商品ではなく、一般販売だったものだ。
「ROBOT魂 <SIDE HM>バッシュ」が2012年発売なので、この「ROBOT魂 <SIDE HM>カルバリーテンプル”ヘルミーネ”」は、それより1年前のものになる。
いまから12年前のものなので、このROBOT魂 <SIDE HM>シリーズの中でも初期に出たものになる。
そう言えば、この「ROBOT魂 」のシリーズは10年以上も前から出ていたのに、今更ながら驚いた。
定価も5,500円(税込み)だったので、現在のインフレを玩具で感じることが出来る。いまで考えると安く感じる。
早速、箱から取り出してみよう。
箱から出すとこんな感じ
箱を開けると、ブリスターには「カルバリーテンプル”ヘルミーネ”」本体と各種武装、交換用手首などが付属している。
今回の「カルバリーテンプル”ヘルミーネ”」には、セイバーとパワーランチャーが付属するくらいだ。
武装としてはシンプルな構成となっている。
本体の状態を確認
実際にブリスターから本体を取り出すとこんな感じ。
このシリーズは、1/144で統一されたスケールになっているのが嬉しい。
全高約16cmで、「エルガイム」、「バッシュ」に比べると少し高いぐらいだ。
全体的にベージュカラーのカラーリングになっている。あとは、オレンジの塗装が肩などの施されているといった感じだ。
劇中では、クワサン=オリビーが搭乗した”ヘルミーネ”仕様となっている。
「カルバリーテンプル”ヘルミーネ”」は、顔が非対称になっているのが特徴だろう。立体視スコープが実験的に取り付けられているのだ。頭部をみるとこんな感じ。
足裏はこんな感じ。稼働を重視した作りで、外側の踵が若干長い感じになっている。
塗装自体はの劣化はみられないが、若干肩の関節に緩みを感じる。肩を上げていると、少しずつ下がってきてしまう。
まぁ。許容範囲だろう。
問題は、パワーランチャーのコードとプラパーツの部分が劣化していたのか、コードの付け根から折れてしまった。
古い商品なので仕方ないが、少し心がなえる。後ほど接着するなりして補強が必要だろう。
各武装を確認していく
まずは、パワーランチャーを取り付けて見ると、こんな感じ。
このパワーランチャーは、2門付属するので、両腕に装備することが出来る。
胸部の折りたたみ式リフレクターが装備されている。裏側装甲の塗装が若干違うだけだが。
アクションをとらせると、こんな感じ。
各関節もかなり動かせる。膝関節もかなり曲がるので、膝立ちポーズも可能だ。
ランダムストレートを展開すると、こんな感じ。
足のランダムスレートを展開して、触っていると直ぐに閉じてしまう。少しストレスが溜まる。
あとは、やっぱりシリンダーが見えるところだろう。HMシリーズではお馴染みのギミック。
さらにセイバーを持たせるとこんな感じ。
腕などは引き出し機構などはないが、思った以上に躍動感あるポーズをとらせることが出来る。
細かい部分だが、エネルギーサッシュ発射装置も再現されている。
全体的な感想
この「ROBOT魂 <SIDE HM> カルバリーテンプル”ヘルミーネ”」は、頭部の造形が独特な機体で、劇中では、親衛隊となったクワサン=オリビーが搭乗していた。
当時のプラモデルでも「カルバリーテンプル」は発売することがなかったので、出たときには非常に嬉しかったものだ。
なかなか商品化には恵まれていなかったので、ROBOT魂 <SIDE HM>3番目くらいに発売が決まった時には、正直信じられなかった。番組放映から役30年近く経過して商品化されたことに驚かされたものだ。
今回の「カルバリーテンプル”ヘルミーネ”」も10年以上前の商品だが、各関節などの劣化はあまりみられなかった。
だが、パワーランチャーのコードを腰部分の接続穴に差し込む際、コードの先端部分(プラパーツ)が2つとも折れてしまった。
正直、心が折れかけたが、気持ちを切り替えて、この後修復していきたいと思う。
ともかく、ROBOT魂のSIDE HMシリーズは、まだまだ倉庫に眠っているので、商品の状態確認をかねて、今後も遊んでいきたいと思う。
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