2009年5月に発売された超合金魂第45弾の「マジンガーZ」。
かれこれ14年くらい前の物だが、関節の緩みを調整しながら、見ていこうともう。
我が家の「マジンガーZ」は、「週刊マジンガーZ」を含めて何体あるのか分からないが、子どもの頃に購入してもらったジャンボマシンダーを含めると結構な数ある。
まずは、箱から取り出してみよう。
本体とオプションパーツ類
発泡スチロールには「マジンガーZ」の本体。ブリスターには、ホバーパイルダー、ジェットスクランダー、ディスプレイスタンド、各種手首などが入っている。
超合金魂GX-01の「マジンガーZ」と比べても、オプションパーツはかなり少なめ。
超合金本体は、発泡スチロールにはいっているのは、個人的には子どもの頃を思いですので、非常に嬉しい。
本体を取り出してみる。
発泡スチロールから「マジンガーZ」本体を取り出すとこんな感じ。
顔の形状は、漫画の版の「マジンガーZ」をイメージしているのか、非常に少し悪人顔な気がするのは、私だけだろうか。
胸部のブレストファイヤーの形状や、胸部がお腹まで出ているデザインは、まさに漫画版の「マジンガーZ」とも言える。
全高約160mmなので若干小ぶりな気がする。今風なアレンジになっているのか、小顔になっており、全体的なスタイルは、昔のアニメのもよりもマッシブな気がする。
全体的に重たく、ヒンヤリして冷たい。合金の比率が多いのが嬉しい。最近の玩具は、内部フレームは合金だが、外装はプラパーツが多いので、超合金魂の名にふさわしいと個人的に思う。
ホバーパイルダーは、ローター部が可変して、「パイルダー・オン」出来るのが非常にいい。
ほとんどの物は、ローター部が固定しているものが多いので、このサイズで再現できるのが嬉しいところだ。
可動部分を見てみる。
足の付け根が引き出し式になっており、可動域が広くとれるようになっている。
分かるだろうか。引き出せるようになっているのが。
足首も同様に引き出し式になっており、こちらも可動域がかなり広くなっている。
引き出し式関節を使用して、アクションをとらせるとこんな感じ。
可動域を利用して、かなりダイナミックなポーズをとらせることが可能だ。各関節もクリックがきいているので、意外に保持力もある。
ただし、腕の部分はマグネットで取り付けているので、油断すると腕が回ってしまい下に向いてしまうことがある。
立膝ポーズでのロケットパンチも、このように余裕でとらせることが出来る。超合金の「マジンガーZ」がここまで自由にポーズをとらせることが出来ることが、いままであっただろうか。
手首パーツを再替えると、こんな感じ。
劇中でもこんなシーンがあったような気がする。これはこれで、昔のアニメみたいで趣がある。
スクランダーを取り付ける
次にスクランダーを見ていこう。
当時夜に放映されていた「真マジンガー 衝撃Z編」に搭乗していたスクランダーのイメージなので、翼の形状が、昔のアニメのスクランダーよりも長いような気がする。
かなり鋭利な翼になっているような気がする。
「マジンガーZ」本体にドッキングするとこんな感じ。
スクランダーとドッキングしただけなのだが、全然カッコよさが違うような気がする。
胸の形状のせいなのか、スクランダーのバックルが少し小さく感じる。
専用ディスプレイを使用すると飛行シーンが再現できる。
飛行シーンが再現できるのは、地味に嬉しい。
ディスプレイ台座に飾る
本体、スクランダー、各種オプションパーツを付属するディスプレイ台座に飾ることができるのだ。
ロケットパンチのオプションパーツが付属する。
当時は必ずと言っていいほど、ロケットパンチを飛ばすと無くしてしまうのだ。
それ以降は、ロケットパンチがない状態の本体は、非常に寂しいことになったことを思い出す。
全体的な感想
この「超合金魂GX-45 マジンガーZ」は、超合金35周年を記念して、当時は完全新規金型によるフルモデルチェンジ を行い、“可動”を追及したものとなっている。
確かに足、足首の引き出し式関節の機構によって、可動範囲は非常に広くなっており、膝立ちポーズでのロケットパンチなどが可能。
また、差し替えとなっていたホバーパイルダーの変形を再現し、キャノピー部にはクリアパーツなどをしよすることによって、質感は非常に良くなっている。
造形も素晴らしく、オプションパーツも必要最低限と言った感じで、当時としては革新的な商品だったと思う。
ただし残念だったのは、可動域が広くなったためか、動かしているうちに関節等が緩くなってしまうことだろう。
時間が経過すると関節はユルユルとなっていくので、ある程度の調整が必要になってくるのだ。
我が家の商品を調整したところ、関節のシブミが戻ってきたので、思い通りにポージングをとらせることが出来た。
とにかく、個人的に気に入っているので、今後も定期的にメンテナンスしながら大事に保管していきたいと思う。
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