今回は「ダイアクロン DA-54 トライヴァース トライランブラー」で遊んでみる。
この商品は、2020年7月に発売されたものになる。価格も13,200円(税込)で、中古市場でも他のトライヴァースシリーズよりも価格設定は低くなっているようだ。少し人気がないのだろうか。
ダイアクロンの中でも、中型機になるのだろうと思われる。全高 約15cmとなっている。
ダイアバトルスV(Variable)シリーズの機体システムと汎用性の高い戦闘スタイルのデータを分析し ヴァースシステムとして再構築して開発された第四のトライヴァース機になる。
早速、箱の中身を見てみよう。
商品構成
ブリスターの中には、ボレットコア×1個、トライランブラー本体A×1個、トライランブラー本体B×1個、走行ユニット×1個、武器×2個、銃×2個、ダイアクロン隊員×1体が入っている。
今回の「ダイアクロン DA-54 トライヴァース トライランブラー」は、マシンモードではオートバイような形態になるのが特徴だ。
また、トライヴァースシリーズ共通で、上半身と下半身、そしてコックピットの3機が合体してロボットになり、上半身または下半身のみでも1つのマシンとして活躍することができるのだ。
公式では、トライランブラーは人型決戦モードでの格闘機動力を特化機能とし、状況に応じて専用機能ユニットや各種ヴァースライザーを駆使した特殊戦闘機動を行うマルチロールファイターとの記述がある。
どうやら接近格闘戦に優れた機体になっているようだ。
多目的コックピットマシン=“ボレットコア”を中心に、「マシンモード」、「メックモード」、「決戦モード」へとモードチェンジする。
まずは、ボレットコア、トップマシン、ボトムマシンから見ていこう。
<ボレットコア>
ヘッドユニット内蔵タイプのボレットコア。マシンのコックピットを見ていこう。
胸部のキャノピー部分を開くと、ダイアクロン隊員がこのような形で搭乗している。
<トップマシン>
トップマシンを見ていこう。
公式では、剛性を極めた新開発の軽量特殊メタルフレームをコアとしていると書かれている。
トップマシンは2基のドラム型タービンジェットを備えたVTOLマシンとなる。
<ボトムマシン>
ボトムマシンを見ていこう。公式では、下半身(=ボトムマシン)は打撃力を高める為 フレームと外装甲部に 比重の高い超高密度偏重力メタルを採用しているとのこと。
ボトムマシンはバトルスV2のホッパーモードに準じた2脚型機動マシンとなる。
<マシンモード>
<マシンモード>を見ていこう。
左右の腕部ユニットを展開し安定した超高速走行機動を行う<Aモード(Accelerate mode)>と腕部ユニットを肩位置に戻し自在な銃撃/殴撃戦闘機動を行う<Bモード(Buster mode)>がある。
まずは、超高速走行機動を行う<Aモード(Accelerate mode)>。
銃撃/殴撃戦闘機動を行う<Bモード(Buster mode)>にするとこんな感じ。
違いはあまりないが、左右の腕部ユニットの位置が変わっていることぐらいだろうか。
<メックモード>
<メックモード>を見ていこう。
やっぱり、タイヤがパワーアームになるので、ザブングルに登場するウォーカーマシンを連想してしまう。
決戦モード
トライランブラー人型決戦モードでは、格闘機動力を特化機能としている。
<ボレットコア>、<トップマシン>、<ボトムマシン>の3機が合体した人型形態になる。
他のトライヴァースシリーズよりも可動域が非常に広くなっているような感じがする。
可動域が広いので、アクションをとらせるとこんなポーズも可能だ。
マルチロールユニット<エグゾ・リゾルバー>
マルチロールユニット<エグゾ・リゾルバー>は、フリーゾンジェネレーターを多数内蔵したマルチロールユニットで、走行/飛行/パワーアーム/ビーム砲撃の機能を搭載している。
各モードでのマルチロールユニット<エグゾ・リゾルバー>の形態を見ていこう。
フリーゾニック・キャノンモード
ビーム砲撃の形態になる。タイヤが展開され、よく見るとキャノン砲の穴が見える。
非常に強力な武器になっている。
パワーアームモード
メックモード時の形態に似ているが、タイヤが変形して強力なパワーアームを展開する。
デッキライドモード
走行モードのひとつだが、本体がマルチロールユニット<エグゾ・リゾルバー>の上に乗ることができるのだ。
もちろん、ディスプレイ用の台座も必要なく自立している。
全体的な感想
今回の「ダイアクロン DA-54 トライヴァース トライランブラー」だが、人型決戦形態での融合を重視した機体設計となっている。
シンプルなファイタースタイルのランブラー機体と各種特化機能を備えた機体との合成によって様々なバリエーションの格闘機動マシンが構築なのだ。
とのかく他のトライヴァースシリーズより、格段に人型決戦形態での可動域が広く、スタイルも非常に人に近いのではないだろうか。
人型決戦形態での機能を重視しており、特にマルチロールユニット<エグゾ・リゾルバー>は、走行/飛行/パワーアーム/ビーム砲撃と様々な遊び方があり、プレイバリューが非常にたかく、満足いく商品となっている。
今後もダイアクロンを引っ張り出した際には、このプログでも随時アップしていければと考えている。
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