MPG-04 トレインボットスイケン

トランスフォーマー

今回は「MPG-04 トレインボットスイケン」で遊んでみる。

この商品は、2023年6月に発売されたものになる。価格も19,800円(税込)で、このMPGシリーズのなかでは、標準的な価格となっている。

「MPG」はマスターピースGの略で、Gとは GATTAI(合体)、GIANT(巨大化)、GREAT(グレート!)を意味する。

トランスフォーマーの玩具で言えば、最高峰の商品となっている。

トランスフォーマーの新シリーズ「MPG」からの第4弾で、東海型153系急行電車からロボットに完全変し、フルポーザブル仕様なので、劇中のポーズを再現して楽しむことが出来るのだ。

この列車の色合いは、昭和世代ならどこかで見たことがあるだろう。当時、子供だった自分もなんだか懐かしくなるのだ。

早速、箱の中身を見てみよう。

商品構成

ブリスターの中には、トレインボットスイケン本体(1),武器(ストームレーザー)(1),ライデン用武器トレインバズーカ(1),在来線用レールA(1),在来線用レールB(1),ジョイントパーツ(1)が入っている。

今回のスイケンには、「重連合体戦士ライデン」用の武器となるトレインバズーカが付属する。

トレインバズーカ自体は、3つに分割することができ、他のトレインボットにも装備することが出来るのだ。

まずは、列車モードから見ていこう。

列車モード

列車モードは、こんな感じ。

塗りもきれいで、完成度も高いと感じる。付属のレールにディスプレイすれば、鉄道模型としても飾っておけるだろう。

東海形153系急行とは

1958年に開発された急行型車両。長距離における走行性能や居住性の向上を目指した車両として開発された。

東海形の愛称は当初、東海道新幹線開通前に東京・名古屋間を結んでいた準急「東海」に採用されたことから生まれた。

幅を広く取った車体は、下に向かって絞られた断面形状が特徴。前面は警戒色でもあるオレンジ色、側面はオレンジと緑に塗り分けられた「湘南色」とも呼ぼれるカラーリングを採用。

先頭車の中央に連結の際に通路として利用できる貫通路が設けられている構造は、続く急行形車両のスタンダードとなった。

時代の流れに合わせ冷房化などの改良も行われるなか、1984年に全ての車両の運用が終了、東海道本線を走る急行華やかなりし時代を象徴する、153系の湘南色を覚えている昭和世代も多いことだろう。

ロボットモード

ロボットモードは、こんな感じ。カボチャ色の原野戦闘員スイケン。

フェイス部分も日本生まれのトランスフォーマーらしく、造形も良く出来ている。

ストームレーザーを持たせるとこんな感じ。

ライデン用武器トレインバズーカを持たせるとこんな感じ。

アクションをとらせるとこんな感じ。相変わらず変形トイとは思えないほど可動域が広い。

他のトレインボットと並べてみても、ほぼ同じ全高になっている。列車モードは、新幹線などの方が長いのだが、ロボットモードでは同じ高さになる。

コレクション性を考慮していることもあるのか非常に嬉しい限りだ。

「重連合体戦士ライデン」の左腕パーツへ変形

「重連合体戦士ライデン」の左腕を担当するスイケン。今回は単体となるが、左腕に変形させてみた。

これが、「重連合体戦士ライデン」に左腕になる。列車モードで特徴的なオレンジ色の塗装がみえるのも6体のトレインボットが合体したことが分かるので、非常に良いと思う。

全体的な感想

「MPG-04 トレインボットスイケン」だが、今回もかなり高度なパタパタ変形となっている。

変形行程は、各モードとも相変わらず複雑で、塗装面を傷つけないように行う必要がある。

ある程度構造がわかれば、列車モードからロボットモードへの変形する時間は短く済むだろう。

しかし、トレンインモード、ロボットモードにしたときの完成度は非常に高い。

今回の変形は、他のトレインボットに比べると少し変形しやすいような気がする。

今までと違い、バックパックとなる部分は電車の先頭部分を取り外し、変形させた後に取り付けるかたちとなる。

トレインボットとなる車両部分も変形後もカッチリと接続されるので、今回は意外とストレスはないだろう。

やっぱり、その真価は六体合体して初めて発揮されることになるだろう。「MPG-04 トレインボットスイケン」は、「重連合体戦士ライデン」の左腕を担当する。

早く全機揃うことが、待ち遠しいものだ。

合体にはあと残り2体のトレインボットが必要だが、次回は「MPG-05 トレインボットセイザン」が発売された際には、このプログでも紹介していきたいと思う。

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