今回は、2020年に購入した「HI-METAL R エルガイム」を倉庫から出してきたので、中身を確認して、遊んでいこうかと思う。
毎回書いているような気がするが、「HI-METAL R」は、主に内部フレームがダイキャストで出来ており、外部装甲についてプラパーツを使用している。
ダイキャスト&メッキ仕上げのフレームや、ラバー塗装で独特の手触りを再現した軟質装甲部など質感の追求に加え、ハイレベルな関節可動&重量設定が可能にする幅広いポージングなど、従来のエルガイムアイテムとは一線を画す決定版アイテムとなっているのだ。
この「HI-METAL R エルガイム」は、HI-METAL R『重戦機エルガイム』シリーズの第2弾で発売されたものだ。
一般店頭販売されていたもので、定価は、19,800円(税込み)となっている。
早速、箱から取り出してみよう。
箱から出すとこんな感じ
箱を開けると、ブリスターに「HI-METAL R エルガイム」本体、交換用手首左右各2種、ソーラーバインダー、パワーランチャー×2、ケーブル×2、ランドブースター・ライト、セイバー柄×4、セイバー刃×2、ランサー柄、スパイラルフローなどが付属している。
今回非常に嬉しいのが、スパイラルフローが付属するのだ。当然ながらスパイラルフローを頭部に収納して、劇中さながらのシーンを再現できるのだ。
本体の状態を確認
実際にブリスターから本体を取り出すとこんな感じ。
全高は約200mmで、約1/100スケール相当のサイズ感で立体化、2011年発売の「ROBOT魂 <SIDE HM> エルガイム」の約1.5倍の大きさとなっている。
頭部の造形はこんな感じ。
この「HI-METAL R エルガイム」の頭部は、「HI-METAL R バッシュ」と同様にメッキパーツを使用しているが、今回の方が高級感が出て非常に気に入っている。
造形自体もエルガイムらしい形状で、ホワイトの塗装もマットな質感が非常にいいのだ。
やっぱり気になるのは、経年劣化による色の変色だろう。ホワイトは経年劣化により、黄ばんでしまう場合が多いのだ。
3年ほど経過するが、幸い経年劣化により色の変色は、いまのところないようだったので、安心している。
各武装を確認していく
まずは、パワーランチャーを取り付けて見るとこんな感じ。
今回はパワーランチャーは2門付属していたが、劇中同様に1門取り付けてみた。
ソーラーバインダーを取り付けると、こんな感じ。劇中では非常に高価なものらしく、短時間であれば、ビーム攻撃も弾いていた記憶がある。
ランドブースター・ライトを取り付けるこんな感じ。
劇中でも、反乱軍に参加した際に、空中での機動性を上げるために提供されたものだ。そもそも初めは、ジャンプするだけで、飛行する能力はなかったのだ。
セイバーは、腕部分に収納することができ、取り出してサイバーエフェクトパーツを取り付けることが出来る。
セイバーを持たせるとこんな感じ。正規軍と反乱軍でビームエフェクトパーツの色合いが異なっている。
映画「スターウォーズ」のライトセイバーとかぶるところはあるが、個人的には、全く気にしていない。昭和の時代は、ハリウッド映画の影響を受けて直ぐに漫画などに反映させていたのだ。
本体の可動
軽く本体の可動範囲を見ていこう。
肩も引き出し式となっているので、このように動かすことが可能だ。
背部装甲もこのように開くことが出来る。
そして、HI-METAL R『重戦機エルガイム』シリーズといえば、ランダムスレートの展開ギミックは外せないだろう。
今回も見事に再現されている。シリンダー部分が連動して稼働するのも非常に凝っている。ダイキャストを使用しているシリンダー部分が連動して伸縮するのが非常にうれしい。
設定どおり、両方の装甲が展開するギミックも再現されている。正直「HI-METAL R バッシュ」よりも作りこみは、こちらの方が上なのではないだろうか。
足首の可動をみると、ここまで曲げることが出来る。
可動範囲を活かしてアクション。
太刀セイバーを持たせて、ランダムスレートが展開させると劇中のような躍動感あるポーズをとらせることが出来る。
パワーランチャーーをかまえると、非常に躍動感あるポーズをとらせることが出来る。
可動範囲を活かせば、立膝ポーズも取らせることが出来る。
全体的な感想
この「HI-METAL R エルガイム」だが、「HI-METAL R バッシュ」同様にメッキ仕上げのダイキャストフレームやABS製の装甲、ラバー塗装で独特の手触りを再現した軟質装甲部など、多種多様のマテリアルを用い、完全新規造形で仕上がっている。
残念な点は、頭部のメッキパーツが少し安っぽく感じてしまう点だろうか。それと、ROBOT魂シリーズではバスターランチャーやSマインが付属していたのに、高額となったHI-METAL Rシリーズでは付属していない点も疑問が残るところだ。
しかしながら、このサイズでの『重戦機エルガイム』シリーズが商品展開されることが少ないので、今後も大事に保管していこうと思う。
他にもHI-METAL Rシリーズを購入しているので、今後も記事にアップしていけたらと思う。
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