今回は、2017年6月に発売された「超合金魂GX-73 グレートマジンガー D.C.」を見ていこう。
公式の説明では、超合金魂GX-01が1997年に発売され20年が経過し、この年月を経て生まれた技術やシステムを潤沢につぎ込み、敢えて最高の懐古(クラシック)に回帰する。それがD.C.=ダイナミッククラシックスシリーズとのことだ。
定価も15,400円(税込み)となっており、「マジンガーZ」よりも大きいので、値段もそれより高くなっている。
「マジンガーZ」ともども「グレードマジンガー」の超合金魂も我が家の倉庫からは、5体くらいは出てきそうだ。
まずは、箱から取り出してみよう。
本体とオプションパーツ類
発泡スチロールとブリスターの中には、以下の内容物がはいっている。
本体、交換用手首左右各3種、マジンガーブレード×2、交換用起動時フェイスパーツ、スクランブルダッシュ、交換用スクランブルダッシュ翼左右、ドリルプレッシャーパンチ×2、交換用肘パーツ×2、ニーインパルスキック×2、バックスピンキック×2、グレートブーメラン、ブレーンコンドル、合体用ブレーンコンドル、スクランブルダッシュ収納状態、交換用ネーブルミサイル、台座用専用プレート、共通台座、台座用アーム2種、グレートブースター用台座、グレートブースター、可動用腰装甲が入っている。
〈初回特典〉として別売りのGX-70 マジンガーZD.C.用とグレートマジンガー用の握手用手首が付属。
ともかく、交換パーツが多い。
この商品には、グレートマジンガーに搭載される武装を再現しており、胸部にバネを使用しグレートブーメランを取り外した後も自然な胸のラインを再現。
また、テレビ版カラーのマジンガーブレード、ドリルプレッシャーパンチ、ニーインパルスキックなど。映画『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』で初登場したグレートブースターも付属。
超合金本体は、昔の超合金同様に発泡スチロールに入っている。
早速、発泡スチロールとブリスターの中から取り出してみよう。
本体を取り出してみる。
発泡スチロールの中から「超合金魂GX-73 グレートマジンガー D.C.」本体を取り出すとこんな感じ。
全高約180mmとなっており、以前発売されたマジンガーZより10mmほど高くなっている。
劇中同様に、大幅にグレードアップしているのが、グレートマジンガー なので当然だと言える。
そして、頭部をみてみるとこんな感じ。
超合金魂初のファイヤーオン前を再現しており、ブレーンコンドル装着前の発光していないフェイスパーツが付属。
発光している場合のフェースパーツに差し替えるとこんな感じ。
可動部分を見てみる。
先ずは、肩パーツは別パーツになっているので、干渉するところまでは腕を上げることが出来る。
足首も分かりずらいが引き出すことが出来るので、可動範囲を広げることが出来る。
見た目は悪いが、足の付け根の可動部分を広げるために、専用の腰パーツに差し替えることが出来る。
膝裏の装甲も、曲げる際には装甲が中に入り込むことで可動域が出来るようになっている。
各武装を見ていこう
手首パーツを差し替えるとサンダーブレイクの再現できる。
ネーブルミサイルも再替えだが、このように再現できる。
ドリルプレッシャーパンチは、腕の交換パーツによって再現できる。
アトミックパンチ発射後状態も差し替えにより、このように再現することが可能だ。
ニーインパルスキックは足にパーツを取り付けることで再現している。
バックスピンキックは足にパーツを取り付けることで再現している。
続いて、グレートブーメランも再現している。胸部にバネを使用しグレートブーメランを取り外した後も自然な胸のラインを再現している。
特徴的なマジンガーブレードを持たせるとこんな感じ。
両手持ちも差し替えにより可能になっている。
スクランブルダッシュを差し替えにより展開してみよう。
脚の尾翼は再替えなしで、引き出すことで展開できるようになっている。
スクランブルダッシュ収納状態も差し替えにより再現が可能。
グレートブースターは、専用台座を使用してみてみよう。
グレートブースターとグレードマジンガーをドキングすると、こんな感じ。
マジンガーZのスクランダーとは違い、腹部に回すベルトはないので、取り外しの際に傷をつける心配がないので、安心して遊べる。
ディスプレイ台座に飾る
台座は超合金魂D.C.シリーズ共通仕様で、内部に交換パーツを収納することが出来る。
「超合金魂GX-73 グレートマジンガー D.C. 」は、台座を使用すれば、安定してディスプレイすることが出来る。
全体的な感想
この「超合金魂GX-73 グレートマジンガー D.C. 」は、マジンガーZ、デビルマンに続くD.C.=ダイナミッククラシックスシリーズの第3弾として発売された。
アニメーター・漫画家である越智一裕氏による徹底考察により、当時のテレビアニメ劇中そのままのグレートマジンガーとなっている。
そのスリムなボディからは想像できない可動範囲を持ち、スクランブルダッシュは交換式で後退翼にもなっている。
しかしながら、マジンガーZと同様に再替えパーツが多いので、アクショントイというよりも、たまにポーズをとるぐらいにして、飾って楽しむのがベストだろう。
造形的には、グレードマジンガーの決定版ではないかと個人的には思っている。
ただし、マジンガーZと並べると若干グレードマジンガーの頭部が小さく感じるので、そこはサイズ感を合わせて欲しかったものだ。
今回の「超合金魂GX-73 グレートマジンガー D.C. 」も非常に気に入っているので、今後も大事に保管していこうと思う。
我が家のD.C.=ダイナミッククラシックスシリーズは、まだ数体持っているので今後もこのプログでも紹介していきたいと思う。
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