今回は、2018年4月に発売された「超合金魂GX-76 グレンダイザー D.C.」を見ていこう。
公式の説明では、超合金魂GX-01が1997年に発売され20年が経過し、この年月を経て生まれた技術やシステムを潤沢につぎ込み、敢えて最高の懐古(クラシック)に回帰する。それがD.C.=ダイナミッククラシックスシリーズとのことだ。
定価も15,400円(税込み)となっており、「グレードマジンガー」よりも大きいわりに、値段は同じ価格になっている。
我が家では、初の「グレンダイザー」を購入したことになる。
子どものオンタイムで見た記憶にあるのは、やっぱりこの作品だろう。日曜のゴールデンタイムにフジテレビ系列手放送されていたのだ。
「マジンガーZ」も「グレードマジンガー」も好きだけれど、どちらかというと再放送で見た記憶の方が強いのだ。
昔のことを思い出しながら、まずは、箱から取り出してみよう。
本体とオプションパーツ類
発泡スチロールとブリスターの中には、以下の内容物がはいっている。
本体、交換用手首左右各3種、スクリュークラッシャーパンチ左右、ダブルハーケン、専用台座+専用アーム2種、その他交換用パーツが入っている。
ともかく、D.C.=ダイナミッククラシックスシリーズは差し替えパーツが多いのが特徴だ。
今回の商品はマジンガーZ、グレートマジンガーに比べ、さらに大きいサイズでの商品化。
グレンダイザー特有の3つのパンチを再現し、左右で分割された交換用腰パーツで高い可動性と外観を両立している。
このことからも分かるように今回の商品には、スペイザーが付属しないのだ。流石にセット売りになると高額になるため、分けて発売することになったのだろう。
早速、発泡スチロールとブリスターの中から取り出してみよう。
本体を取り出してみる。
発泡スチロールの中から「超合金魂GX-76 グレンダイザー D.C.」本体を取り出すとこんな感じ。
全高約185mmとなっており、マジンガーZ、グレードマジンガーよりも、設定どおり大きくなっている。
形状は、確かに昔に見たグレンダイザーのシルエットをしていると思う。過剰に現代風にアレンジしていないのが、個人的には嬉しい限りだ。
可動部分を見てみる。
先ずは、肩パーツは別パーツになっているので、干渉するところまでは腕を上げることが出来る。
見た目は悪いが、足の付け根の可動部分を広げるために、専用の腰パーツに差し替えることが出来る。
膝裏の装甲も、曲げる際には装甲が中に入り込むことで可動域が出来るようになっている。
これは、このシリーズ共通の可動ギミックとなっている。発売当初の超合金魂などは、こんなに稼働をするものはなかったと記憶している。
別途発売予定のスペイザーとの合体のため、首を後ろへ大きくそらすことのできる可動ギミックを搭載しているのだ。
各武装を見ていこう
手首パーツを差し替えるとグレンダイザー特有の3つのパンチを再現ようになっている。
まずは、スクリューパンチのパーツに差し替えるとこんな感じ。
つづいて、スクリュークラッシャーパンチに差し替えるとこんな感じ。
クラッシャーパンチは、こんな感じ。
パンチ発射後状態も差し替えにより、このように再現することが可能だ。
ダブルハーケンは、このように取り外すことが可能だ。
ダブルハーケンを両手に持たせるとこんな感じ。肩に収納されたダブルハーケンと違うパーツを使って、このように再現している。
続いて、ダブルハーケンを連結させてみるとこんな感じ。肩関節の可動域が確保されているので、上方で構えることが可能だ。劇中は、こんなシーンをよく見た記憶がある。
グレンダイザーの特徴的な武器であるダブルハーケンを差し替えながら再現している。
とは言え、この商品だけでは、グレンダイザーは完結しない。やっぱりスペーサーや番組後半に登場したマリンスペーサーやドリルスペーサーなどが外せないだろう。
やっぱりグレンダイザーだけでは、プレイバリューが半減してしまうのは否めないのだ。個人的にはスペーサーとドッキングさせることを前提としてアイテムだと思う。
ディスプレイ台座に飾る
台座は超合金魂D.C.シリーズ共通仕様で、内部に交換パーツを収納することが出来る。
「超合金魂GX-76 グレンダイザー D.C.」は、台座を使用すれば、安定してディスプレイすることが出来る。
全体的な感想
この「超合金魂GX-76 グレンダイザー D.C.」は、D.C.=ダイナミッククラシックスシリーズの第3弾として発売された。
アニメーター・漫画家である越智一裕氏による徹底考察により、当時のテレビアニメ劇中そのままのグレンダイザーとなっている。
しかしながら、このシリーズは再替えパーツが多いので、アクショントイというよりも、たまにポーズをとるぐらいにして、飾って楽しむのがベストだろう。
今回の「超合金魂GX-76 グレンダイザー D.C.」も非常に気に入っているので、今後も大事に保管していこうと思う。
グレンダイザーのオプションパーツ的なスペーサー関係も購入していたので、紹介していければと思う。
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