今回は、2018年8月に発売された「超合金魂GX-76X グレンダイザー D.C.対応 スペイザーセット」を見ていこう。
公式の説明では、超合金魂GX-01が1997年に発売され20年が経過し、この年月を経て生まれた技術やシステムを潤沢につぎ込み、敢えて最高の懐古(クラシック)に回帰する。それがD.C.=ダイナミッククラシックスシリーズとのことだ。
定価も13,200円(税込み)となっており、「グレンダイザー」とさほど値段が変わらないのが驚きだ。
正直、ギミック的には凄いところはないと思うが、当時UFOが大流行だった記憶があるので、フォルムはその当時のUFOだ。
やっぱり見所は、グレンダイザーとスペーサーの合体ギミックだろう。劇中でも発進する時も合体したままだった記憶がある
昔のことを思い出しながら、まずは、箱から取り出してみよう。
本体とオプションパーツ類
ブリスターの中には、以下の内容物がはいっている。
スペイザー、スピンソーサー×2、スピンドリル×2、ダブルスペイザー、交換用ダブルスペイザー合体用機首パーツ、TFO、専用台座、グレンダイザー用手首左右各1種、他ジョイントパーツが入っている。
超合金魂ダイナミッククラシックス(D.C.)シリーズから、「GX-76 グレンダイザー D.C.」(別売り)に対応したスペイザーとダブルスペイザーが発売された。
スペイザー・クロスは劇中同様にグレンダイザー(別売り)を収納可能。専用のアダプタでスムーズな合体を実現とある。
ソーサーは通常のものに加えてスピンソーサーとスピンドリルが付属し、ダブルスペイザーは2種類の機首を用意されている。劇中の設定に合わせた可動する長い機首、そしてグレンダイザー(別売り)とコンビネーション・クロスする際に頭部の干渉を避けるための短い機首がある。
兜甲児が駆るTFOも付属。窓にはクリアパーツを使用。
専用の台座を使用して展示が可能。グレンダイザー(別売り)に付属する台座と組み合わせることで、更に多彩な展示方法が可能となている。
早速、発泡スチロールとブリスターの中から取り出してみよう。
本体を取り出してみる。
ブリスターの中からスペイザー本体を取り出すとこんな感じ。
全高約180mmとなっており、とにかく全体的にデカい!
ダブルスペイザーを取り出すとこんな感じ。
スペーサーに比べれば、大きさ的にもオマケ的に見えてくる。
オマケ的と言えば、兜甲児が駆るTFOが付属している。
金属パーツはなく、ほぼプラパーツで構成されているので、とにかく軽くかんじる。
各武装を見ていこう
スピンソーサーのパーツに取り換えるとこんな感じ。とにかく先端が尖っているので触る際には、注意が必要だろう。
不用意に触ると先端が刺さってケガをする恐れがあるからだ。
スピンドリルに差し替えるとこんな感じ。とにかく、パーツ自体は外れやすいので、あまり可動を楽しむことは出来ない。
ダブルスペイザーは、機種と翼が稼働するので、着陸形態にすることがかのうだ。
両翼端ポッドにある垂直尾翼状のパーツは、空中で合体してV字型のカッターとなり、マッハ6の速度で相手を切り裂く。円盤獣のボディを両断する威力になるのだが、これも再現している。
若干外れやすいのが、少しストレスが溜まる点だろうか。
スペイザー・クロス
公式では、スペイザー・クロスは劇中同様にグレンダイザー(別売り)を収納可能。専用のアダプタでスムーズな合体を実現とあるが、結構癖があり、合体には非常にストレスが溜まる。
専用アダプタも取り付けると、非常にカッチリハマるが、外す時には非常に外しなく指を痛めてしまいそうになる。
あまり、鋭利なものでグレンダイザーに取り付ける専用アダプタを外そうと、塗装に傷をつけてしまう可能性があるのだ。
ダブルスペイザーとの合体をするとこんな感じ。
従来のグレンダイザーおよびスペイザーの弱点として、合体しなければグレンダイザーは大気圏内を飛行できず、合体処理に6秒必要(パイロットシートがスペイザー側に移動する「シュート・アウト」をしなければ制御は出来ない)な点が挙げられたために開発されたんだが、超合金ニューZを使用した有人スクランダーのイメージが強い。
ディスプレイ台座に飾る
台座は超合金魂D.C.シリーズ共通仕様で、内部に交換パーツを収納することが出来る。
「GX-76X グレンダイザー D.C.対応 スペイザーセット」は、台座を使用すれば、安定してディスプレイすることが出来る。
グレンダイザーに付属した台座と連結することで、グレンダイザーとともにディスプレイすることが出来るのだ、
全体的な感想
この「超合金魂GX-76X グレンダイザー D.C.対応 スペイザーセット」は、グレンダイザーのオプションパーツ的な扱いで発売された商品となる。
全体的合金を使用されたところはなく、プラパーツで出来ているため非常に軽い感じがした。
グレンダイザーとの合体ギミックあるのだが、専用アダプタを取り付けなくてはいけないこともあり、スムーズにスペイザー・クロスを楽しむことは出来なかった。
ダブルスペーイザーは、簡易的な合体なので(背中にドッキングするだけ)なので、ストレスはあまりないが、機首部分を差し替えにより短くするなど、相変わらずこのシリーズは差し替えが多いのが難点だと感じた。
ガシガシ遊ぶというよりも、ディスプレイをして楽しむといった感じで楽しむものだろう。
しかしながら、今回の「超合金魂GX-76X グレンダイザー D.C.対応 スペイザーセット」も「超合金魂GX-76 グレンダイザー D.C.」も造形的に同様に非常に気に入っているので、今後も大事に保管していこうと思う。
残りのスペーサー関係もプレレアバンダイで購入していたので、紹介していければと思う。
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