今回は、前々から欲しかったGOOD SMILE COMPANYさんから出ている「MODEROID バルディオス 」を購入したので、組み立ててみた。
MODEROID は、成型色と一部塗装済みパーツにより、組み立てるだけで劇中のイメージが再現できるとのこと。パチ組派(塗装とか表面処理とか面倒な作業をしない人)としては非常に好ましい。
定価も7,800円 (税込)とガンプラと比べても少し高い気がするが、この時代に昭和のロボットが商品化されること自体が奇跡といえる。
当然この「宇宙戦士バルディオス」を知っているかと言うと、放映当時は小学生だったが、映画館にドクタースランプの映画を見に行った際に、同時上映されていたのだ。
当時は、テレビ放映もされていたが、なにせ低学年の小学生には、少し話が難しかった気がするので見ていないかった。
このバルディオスも、三機のメカが合体して、巨大ロボットになるので、当時の玩具を思い出して欲しくなってしまったのだ。
ともかく、三機のメカを組み立ててみたので見てみよう。
パルサバーン
このパルサバーン自体は、バルディオスのほとんどを構成している。
見た感じは四角い箱のようだが、昭和の合体メカは、どうしても合体前の形状は、犠牲になってしまうのはよくあることだ。
バルディプライズ
バルディプライズは、足を担当するメカになる。デザインは空母をイメージしているらしい。
どう見ても足パーツといった感は、拭えない。ミサイルは形状重視パーツを取り付けている。
キャタレンジャー
キャタレンジャーも、もう片方の足を担当するメカになる。キャタレンジャーの「キャタ」は昔で言うところのキャタピラからきているのだろう。
いまでは、クローラーとか言うらしいが。形状重視パーツが大部分をしてめているが、プラモデルキットであることを考えれば、
バルディオスへ合体
それでは、バルディオス・チャージアップ!3機のメカが合体だ。
パルサバーン、バルディプライズ、キャタレンジャーの3機による変形・合体を一部パーツ差し替えにより再現している。
型色(7色)と彩色済みパーツにより、組み立てるだけで劇中イメージに近い色分けを再現できている。
個人的には、造形的にも非常に素晴らしく、塗装も付属のシールも貼っていないが、満足いく出来上がりになっている。
ディティールアップパーツを取り付けるとこんな感じ。
頭部の角飾り、拳、足の部分に差し替えパーツを取り付けただけだが、見栄えがアップした。
遠い昔に、野村トーイで発売された「宇宙戦士バルディオス 戦闘合体トリプルクロス」なるものを小学生の頃に見たのだが、それよりも断然形状はこちらのほうが上だろう。
この時代にバルディオスをプラモデルキットであるが、触って遊ぶことが出来るとは感慨深い。
各武装を見ていこう
パルサーベルを取り付けると、こんな感じ。
パルサーベルは、2本付属するので両手に持たせることが可能だ。
バルディガードを取り付けるとこんな感じ。
バルディガードの裏側には、頭部装飾パーツを収納することが出来る。
ショルダーキャノンを取り付けると、こんな感じ。武装類は少ないが、プラモデルキットであることを考えれば十分だろう。
全体的な感想
この「MODEROID バルディオス 」は、GOOD SMILE COMPANYから発売されたスナプフィットモデルで、塗装せずに出来上がるキットとなっている。
組立具合は、ガンプラに比べるとパーツを組み上げるのにも非常に硬く、なかなかはめ込むことが出来ないところもあれば、パーツが外れやすい部分があるなど、自分自身で調整が必要な部分がある。
しかしながら、昭和に放映されていたロボットアニメの主役機を今の時代に手にすることが出来るのは、ほぼこのGOOD SMILE COMPANYから発売されるMODEROIDしかないだろう。
毎回、その商品のラインナップは広くバリエーションに飛んでいるので、本当に驚かされる。
今回の「MODEROID バルディオス 」も造形的には同様に非常に気に入っているので、今後も大事に保管していこうと思う。
まだまだ、MODEROIDシリーズでは欲しいアイテムは何点かあるので、機会があれば入手して、このプログでも記事にアップしていければと思う。
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