今回は、2015年3月にタカラトミーから発売された「トランスフォーマー MP-23 エグゾースト」で遊んでいきたいと思う。
トランスフォーマーは何点か紹介してきたが、今回はディセプティコン軍団の商品化はスポーツカーラインの中では初となる「トランスフォーマー MP-23 エグゾースト」だ。
定価も7,150円(税込み)となっており、サイズにしては結構な値段となっている。
2003年にデビューしたこの「マスターピースシリーズ」は、トランスフォーマーの人気キャラクターを最新・最高の技術によって現代に甦らせる、まさに変形ロボット玩具・最高峰のブランドになっている。
要は、トランスフォーマーの玩具の中でも最高級ブランドになるわけだ。
まずは、箱から取り出してみよう。
本体とオプションパーツ類
ブリスターの中には、以下の内容物がはいっている。
エクゾースト本体、サイドミラー左右×2(スペア含む)、スマートシェル×2、アンテナ、アーム、イモビライザー本体、スタンド、ガジェットガン、ドローンランチャー(L)(R)が入っている。
内容物は必要最低限といった感じだ。
早速、ブリスターの中から取り出してみよう。
エクゾーストを本体を取り出してみる。
ブリスターの中からを取り出すとこんな感じ。
ビークルモードの状態で入ってる。世界的に非常に人気の高い「ランチア・ストラトス・ターボ」のレーシングカーになっている。
その当時のスポーツカーと言えば、この「ランチアストラトス・ターボ」を挙げる人もいるだろう。
ビークルモードはフィアット社の正規ライセンスを取得しているので、造形もそのものだ。
実車の説明としてはこんな感じだ。
<実車解説>
ランチア・ストラトスは高い戦闘力で1974年から3年連続でWRCのコントラクターズチャンピオンの座をランチアにもたらしたラリーマシンである。
1970年ランチア社はベルトーネ社からの提案を受け、FIAグループ4の規定を満たすフェラーリ製ディーノ246GT用V6エンジンをミッドに搭載したGTを設計した。
その極端に短いホイールベースが生み出す旋回性能は鋭く、モノコックの前後の強固なフレームをカウルで被った構造は整備性が高いものであった。
ラリーと並行してサーキットや耐久性レースに参戦する車両が製作された。これが通称「ストラトス ターボ」と呼ばれるグループ5マシンである。
エンジンはドライサンプ、燃料噴射に改められkkk製ターボで過給。耐久仕様で360馬力、スプリントレースでは530馬力、極限状態では560馬力もの出力を発揮した。
ワイド化されたボディとスポイラーの典型的シルエットフォーミュラで、赤と白のカラーをまとったボディカラーの「ストラトス ターボ」は70年代後半、ジロ・デ・イタリアなど各レースで活躍し、その先鋭的なスタイルでレースフリークを魅了しつづけた。
長くなってしまったが、早速、ロボットモードに変形させてみよう。
トランスフォーム!
ロボットモードへ変形
ロボットモードに変形させるとこんな感じ。
ランチア・ストラトス ターボが変形するのがデストロンの産業諜報兵エグゾーストである。
マスターピースシリーズから生まれた新キャラクターである彼は、サウンドウェーブの命を受け、様々ン企業へと入り込み情報やテクノロジーを盗み出す産業スパイという、全く新しいデストロン兵士である。
付属の銃は攻撃の他、暗号解読、解錠、光学偽装となんでもこなすスパイ用万能ツールであり、両肩に装備されたキャノンの砲弾は知能を持つドローンとして敵基地のいたるところに潜入が可能だ。
トランスフォームは、相変わらずのパタパタ変形で、変形するだけでも時間がとられてしまうのだ。
個人的には、昔懐かしの箱ロボ感が非常にたまらないのだ。
全体的な感想
この「トランスフォーマー MP-23 エグゾースト」は、全体的にプラパーツで出来ているため非常に軽く感じたが、遊びやすさを考えるとこれが正解なのではないだろう。
往年のスーパーカーが変形してロボットになるのだが、それを全く感じさせないほどカーモードの造形が素晴らしい。
変形させる際には、塗装部分に傷を受けないように丁寧に行う必要がある。
昔のダイアクロンシリーズにもカーロボットがあったのだが、そこでもランチア・ストラトスが発売されていた記憶がある。
このシリーズ自体は、どうしても1体だと寂しくなるので、他のカーロボットも欲しくなってしまうのが困りものだ。
ともかく、非常に気に入っているので、今後も大事に保管していこうと思う。
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