トキワ荘マンガミュージアムに行く!

【日常生活】

今日は平日の休みを利用して、久しぶりに早朝から東京都内へ出掛けた。

目的は以前から気になっていた「トキワ荘マンガミュージアム」を見に行きたかったからだ。

見学は予約制で一週間前には予約済み。あとは体調を整えて晴れの日を祈るばかりだった。

前日は数年ぶり電車に乗って、都内へ向かうことにワクワクが止まらず寝付けなかった。

さながら遠足に行く前の小学生の気分と言ったらわかるだろうか。

今回はミュージアムの最寄り駅ということで、大江戸線「落合南長崎」駅で下車することになった。

遥々来たよ。長崎! と言っても豊島区南長崎だが、私の家からは結構な距離。

駅を出て紆余曲折があったものの、何とか目的のミュージアムに到着。

トキワ荘マンガミュージアム

トキワ荘公園の看板がお出迎え。

早速中に入ってみると、トキワ荘住人たちのモニュメントが。

本当に漫画を黎明にあたる時代の漫画家さんのデフォルメされた似顔絵が。

現代においても名だたる人たちが住んでいたことが分かるだろう。本当に伝説的なんだ。

今風で言えば、レジェンドなんだと思う。

トキワ荘ミュージアムに入る前から看板に説明分が書いてある。

この段階ですでに10数分が過ぎているような感じだ。

そして、今回の最大の目的である例のポスターパネルを発見。

これが見たかった!

今回は第一期の2023.4.8から5.28まで開催される、「デビルマン」原画展を見に来た。

第二期は2023.6.3から7.30まで開催される「マジンガーZ」展となっている。

そう。両漫画ともに50周年を迎えた記念に開催されている。

永井豪先生と言えば、この二つのビッグネームを知らない人はいないのではないだろうか。

とにかく先に進もう。

何やら古い公衆電話が設置されている。

どうやらここから編集部と連絡を取っていたといううことらしい。

そして、ついにトキワ荘ミュージアムが見えた!

遂に来ましたトキワ荘

とは言っても、本物は1982年に解体されてしまったので、ここにあるのは忠実に再現されたレプリカなんだろう。

外観は本当に、古めかしい昭和の建築物といった感じ。

後からマンガミュージアムパンフレットを見て気が付いたのだが、「トキワ荘」の看板はなんだけど、二種類あるようだ。

時代にとともに看板も変えたようで、方向によって看板書体が違うようだ。

気づかなかった~!

しかし、公園入口からここまで来るのに2、30分。入る前から建物の裏側まで回ってどれだけ景観を楽しんだことだろう。

すでにお腹いっぱいと言わないまでも、八分目まで来ているのではなかろうか。

個人的は、藤子不二雄先生の「まんが道」の影響もあるのだろう。

早速、中に入ってみよう。

マンガミュージアムの中へ

玄関先にはスタッフの方がおり、予約した名前を伝えると靴を下駄箱にいれて受付を済ませるようにとの指示。

といっても大家さん張りに、玄関の下駄箱の横に受付が!

特別観覧料500円を払うと、チケットと何やら小さな包みを受け取る。

今回は特別に入館特典グッズとして缶バッジが貰えるらしい。

全部で6種類あり、絵柄はランダムなようだ。

まずは2階へ。当時の建物を再現しているらしく、手すりはなく、階段はギシギシと軋みの音がする仕様となっているとのこと。

当時は、締め切りに追われた漫画家さんたちは、この階段の音を聞いて編集が原稿を取りに来たとおもって身を隠したりしていたのだろうか。

二階に到着すると共同トイレ。昔は個室になかったからなぁ。

隣は共同の台所になっている。伝説では台所の流しで体を洗ったとかw

当時は浴室もなく、銭湯に通うのが当たり前の時代だったことを考えれば、ありえたのかもしれない。

手前の常設展示室には、あるキャラクターがお出迎え。

正解はミュージアムに行った時のお楽しみといったことで、今回は伏せておこう。

廊下は当時としては、広々とした設計になっており、大人二人分は十分にあった。

このあと「トキワ荘通りお休み処」スタッフさんに聞いたところでは、もともと洋裁学校の寮として建てられたので洋裁用ミシンんを部屋に入れるために、廊下の幅を広く作ったらしい。

各部屋をのぞき見するように見ていく。

水野英子先生のお部屋には原稿がいくつか点在しており、このトキワ荘の中では一番整理されているように感じた。

写真には写っていないが、水野先生はトキワ荘に入る前に鞄一つできたとの話から、部屋には鞄が一つ置いてある。

今回は、水野先生の部屋写真を載せたが、他の先生方の部屋もそれぞれ個性あふれる感じとなっている。実際に自分の目で見てみるのが、昭和の雰囲気を味わえるし確実だろう。

企画展示室へ

2階のエレベーターを使用して、1階に降りる。

その前にトキワ荘の漫画家さんたちのコミックが展示され、トキワ荘の模型が2点展示されている。

一点は、部屋の内部が見れるカットモデル。もう一点は、カットしていないモデルで精巧に作られている。中では漫画家さんたちが当然漫画を描いていたり、編集者が待っていたりする。

ラーメンの出前のお姉さんも精巧に作られている。

そして、伝説通り調理場の流し台では、男性二人が体を洗っていたのだ。嘘ではなかった!

よいよ今回一番の目的である企画展示室へ。

と、入る前には特別に物販をしているようだ。ここで少し止めを受けるが、買い物を済ませて改めて中へ。

イベントに来た感じがするなぁ。大きく50thの文字看板。では中に入ろう!

とは言え、撮影はここまで。

中にはデビルマンの生原稿が、50点以上展示されている。お宝の宝庫だ。

個人的には永井豪先生の完成された現在のタッチよりも、昔の方が個人的には好みだった。

当時のホワイトによる修正個所、黒部ベタ、スクリーントーンの追加で足した個所など、リアルなペンタッチを見れるのは本当にうれしい限りだった。

ともかく狭い空間なので、そんなにいないと思ったが、1時間以上は堪能してしまった。

トキワ荘跡地へ

トキワ荘マンガミュージアムを後にして、実際にトキワ荘が立っていた跡地へ向かう。

今回も住宅街を周回しながら、モニュメントを探す。

たどり着いた先には、会社が立っていた。その会社の前あたりにポツンとモニュメントが!

こんな住宅街にあったのか。当時はもっと違う雰囲気だっと思うが。

そして、去っている途中には。

これはちょっとわかりにくいかも(-_-;)

今回獲得したもの

今回は「トキワ荘マンガミュージアム」の入館特典でもらった缶バッチ及び物販のスクウェア缶バッチ、「トキワ荘通りお休み処」で購入したキーフォルダーとマグネット。

入館特典の缶バッジ1個と物販のスクウェア缶バッチ2個は同行した友人から貰ったものだ。

流石に今日は約3時間ほど休憩なしで歩き回ったので、大分疲れてしまった。

ともかく、6月から予定している「マジンガーZ」展も時間を確保して行こう。

それまで、楽しみにしたいと思う。

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