今回は、「MG 1/100 RGM-79 ジム Ver.2.0」の組み立てにチャレンジした。
このキットも、3年くらい前にブレミアムバンダイの再販がかかったときに予約して購入したものだ。
『機動戦士ガンダム』を知る人なら当然の様に知っている連邦軍の量産型モビルスーツだ。
発売した時期も2009年2月発売となっている。定価も3,850円(税込み)とななっており、MGとしては安い部類だろう。
現在では価格高騰化が進んでいるので、定価でも購入することが出来るならばゲットしても良いだろう。
今回も未塗装のパチ組により行った。ゆっくりと休日に組み立てて、3時間くらいかかっただろうか。
8割組み立てる
8割組み立てるとこんな感じ。
まずは、足から組み立てていこう。
両足を組み立てるとこんな感じ。ガンダムの量産型だけあって、フォルムは非常に似ている。
腰パーツと足を接続する。
下半身の完成。細身ながら、足腰は結構カッチリしている。だがしかし、腰の前後、サイドアーマーが非常に取れやすく、ちょっと触ると直ぐに取れてしまうのでストレスが非常に溜まる。
腕を接続する。
両腕の完成。この当時のMGは、指が可動式になっている。武器を持たせる保持力がなくなるので、最近のMGはこのような可動式の手首では、なくなっているようだ。
胸部に腕を取り付ける。
上半身は、ほぼ完成。
上半身と下半身を接続する。
上半身と下半身を接続したが、ガンダムのコアブロックの構造を継承しているためか、上半身のみを持つて持ち上げると、下半身と分離してしまうのだ。
持ち上げる際には、下半身を持って行った方がいいだろう。
ほぼ完成してきた。ここまで3時間くらいかかってしまった。MGとしての構造としては非常にシンプルなので、初めてMGを作る人にも良いだろう。
頭部を取り付ける。
頭部はガンダムの様に人の顔を模していないので、こちらの方がリアルなロボット感が出ているので、非常にいい。
最後に背中にビームサーベルを取り付ける。バックパックはガンダムと同型なので、ビームサーベルを2つ取り付けることが出来るのだが、今回は設定同様に1つだけ取り付けている。
これで完成!「 ジム」だ!
遠い昔、小学生の頃に1/100のジムを組み立てたが、造形は雲泥の差があるようだ。
コックピットハッチも作りこまれていて、パイロット席も造形されているのだ。
頭部の造形も量産型らしく、ガンプラのMGらしく、キャノピーのメインカメラ越しにメカメカしい造形も非常に凝った作りになっている。
シールを貼ることも、塗装も行っていない状態だが、非常に満足がいく形になる。
やっぱりバンダイ(現、バンダイナムコ)の技術力の高さは感じる。他のメーカーのプラモデルではこうもパーツの合いを気にせず作ることは出来ないだろう。
オプションパーツを取り付ける
武装は、ビーム・スプレー・ガン、シールド、ビーム・サーベル×2、ハイパー・バズーカ等、豊富な各武器が付属している。
ガンダムの量産型らしく、シールド、ビーム・サーベル×2、ハイパー・バズーカは、共通の物を使用しているようだ。
ビーム・スプレー・ガンを持たせるとこんな感じ。やっぱり装備を持たせると全然違って見える。
時間が経過すると武器が重いので、腕の保持力には若干不安が残る。この時代のMGはポリキャップを多く使用しているため仕方がないことだろう。
シールドを持たせるとこんな感じ。
ハイパー・バズーカを片方に持たせるとこんな感じ。
ビーム・サーベルを持たせると、こんな感じ。
発売から10年以上前のものなので、可動範囲はそこそこ動くといった感じだ。しかしながら、小学生の頃に組み立てたジムに比べれば雲泥の差がある。
プロポーションもさることながら、MGにしてはパーツ数もすくなく組み立てやすい。
劇中では、ジャブローでシャア専用ズゴックに破壊されるシーンが印象に残っている。
やられメカであることに否定は出来ないが、ガンダムと共通の武装が多いことでもわかる通り、量産型とは言え、意外に高性能な機体だったりする。
作った感想
この「MG 1/100 RGM-79 ジム Ver.2.0」は、2009年に発売されたものだ。
「MG 1/100 RGM-79 ジム Ver.2.0」自体は、10年くらい前のものになるが、非常に造形が素晴らしく、アニメの劇中のイメージに近い仕上がりとなっている。
ただし、残念なことは、腰の前後、左右のアーマーが非常に外れやすいことだろうか。少し触れただけでも取れてしまうので、非常にストレスが溜まった。
アニメ劇中のイメージ作りこまれているだけに、非常に残念な点だった。
そしてもう一つの問題点は、上半身と下半身の接続が外れやすいことだろう。ガンダムのコアブロックシステムを再現しようとしたためか、この構造が欠点となっている。
しかしながら造形自体も素晴らしく、しばらくは今回作成したジムが、我が家の決定版になるだろう。
部屋の積プラも少しずつ崩しているが、まだまだあるので継続して組み立てを進めていきたい。
そのうち出来た機体を並べる日も近いだろう。
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