今回は、2020年2月に発売された「スーパーミニプラ ビッグスケール ジャガーバルカン」を見ていこう。
3年くらい前に発売されたものが、サンバルカンロボと同時に2023年に再販がかかったので、予約購入したものになる。
公式では、サンバルカンの基地ロボ・ジャガーバルカンがプレミアムバンダイ限定のスーパーミニプラで登場。
全長24cm、全高16cmのビッグスケール!展開時は驚きの高さ25cm、横幅40cm!別売りの「太陽合体 世界のスーパーミニプラ サンバルカン」と連動し、コズモバルカンとブルバルカンを格納することができ、内蔵されたスプリングでスロープが展開し、コズモバルカンが発進!
母艦アイテムの真価である、懐かしの「基地遊び」が可能となっているとのことだ。
定価も13,200円(税込み)となっており、食玩とは思えない高額商品となっている。
早速、ジャガーバルカンを組み立ててみよう。
ジャガーバルカン
ジャガーバルカンが入った箱からランナーパーツを取り出し、組み立てるとこんな感じ。さほど難しい工程はないのだが、シールを貼る作業が結構面倒だったりする。
ともあれ、組み立てた後に直ぐに遊ぶことが出来るのがこのスーパーミニプラの良いところ。
どう猛かつ愛嬌のあるフォルムは、数ある戦隊母艦の中でも抜群のインパクトがある。
これ以前にも『ゴレンジャー』や『ジャッカー電撃隊』で動物モチーフのメカは登場しているが、ロボと連動するアイテムとしてはこのジャガーバルカンが初だったようだ。
「動物モチーフ×巨大母艦」という、当時の戦隊メカの集大成的な趣も感じられる
各部ギミック
両目横のスイッチで目が開閉。発進シーンで印象的な、「瞳」が宿るシーンを再現できます。
一番の特徴であるアゴももちろん開閉する。この牙が非常にたくさんあったので、結構面倒だった気がする。なにせランナーパーツから人一本ずつニッパーでカットしていくのだ。
同じ工程が続くことにすこし飽きてきたりする。しかし、完成品を見るとその苦労も吹き飛ぶのだ。
鳥型の砲塔にはミサイルが2門装填可能!
裏ワザ的な使い方ですが、小さいパーツであれば中に収納する事も可能となっている。サンバルカンロボのパーツを入れておくには狭すぎるのだが。
旧ビッグスケール玩具には無かった底面のディテールも当時のプロップの資料を元に再現。
脚裏の車輪でコロ走行もできるようになっています。
①左右扉の展開ギミック
ブルバルカンを格納する際には上アゴを開いた後、左右のハッチを展開します。本体両側のスイッチを押すとロックが解除され、自動でハッチが開くようになっています。
②カタパルトとび出し
下アゴを下げ、本体後部のスイッチを押すことでカタパルトが前方へ展開!
スプリングで「バシャッ」と出てくる感覚が心地よいです。
そしてここからが本商品の見せ所!
上アゴと左右の扉を開き、別売りの「コズモバルカン」「ブルバルカン」を完全格納!
母艦メカの真価が発揮される瞬間。
③コズモバルカン発進
この状態からもう一つのスイッチを押すことで、コズモバルカンが発進!DX版に搭載されていたギミックをほぼ完璧な形で再現されている。
かなりの勢いで飛び出していくので、コズモバルカンが破損しないように注意が必要だろう。
コズモとブルが発進!!二つのメカが一つに!!!
コズモバルカンとブルバルカンが変形合体することで完成する、サンバルカンロボ完成。
全体的な感想
この「スーパーミニプラ ビッグスケール ジャガーバルカン」は、サンバルカンロボと基地遊びが出来る当時の子供にとっては憧れの商品だった。
なんといっても、コズモバルカンとブルバルカンがこのジャガーバルカンに格納できるのだ。
そして、格納したコズモバルカンとブルバルカンをジャガーバルカンから発進するシーンを再現できるのは感動ものだ。
当時は、高額商品にあたるこのジャガーバルカンとサンバルカンロボは、子どもの頃のあこがれだった。
プラモデルという形ではあるが、ジャガーバルカンのギミックは非常に良く出来ている。組み立てる際にもさほど難しい工程はないので、組み立てたらすぐに遊べるのだ。
まるで玩具のような触り心地なのである。
気になる点をあげるとすると、遊んでいる際にシールが剥がれやすいことだろうか。何度も発進遊びをしているうちに、シールの端から剥がれてしまっていたのだ。
遊ぶ際には、この点は気をつけて触る必要があるだろう。
ともかく、40年以上前に憧れたジャガーバルカンを手にすることが出来たので、非常に満足できた。
今後もこの手のミニプラを組み立てることがあった際には、このプログ内でも記事にアップしていければと思う。
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