引き続き、タイトルの通り「週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる」をまとめて預かったので、製作を続ける。
今日は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第12号を組み立てていきたいと思う。
早速開封して、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第12号のパーツから見ていこう。
第12号のパーツ
今回は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の速射砲(スペースバスター)の組み立て②となっている。
確認してみると、今号からは新しい速射砲の組み立てとあって、細かいパーツも若干増えたようなきがする。
前号に引き続き、速射砲(スペースバスター)を組み立てる。今号では、その基部になる部分と、可動用のモーターを取り付ける。これで速射砲も、いよいよ完成間近となるの記述がある。次の号で完成だろうか。
早速、組み立てガイドを参照して組み立て開始。
STEP 01 動作テスト
モーター012-13にケーブル012-14を接続する。
第2号を参照して、テスト基板002-06とバッテリーボックス002-05をセットする。002-06のモーターコネクタに接続する。テスト基板002-06の1ボタンを押し、モーター012-13が時計回り回転することを確認したら、第5号付属のシール005-13-M3をケーブルに貼る。
STEP02 速射砲(スペースバスター)基部の組み立て
基部部品012-01にアーム012-03-02をネジ012-20で固定する。
基部部品012-02にアーム012-03-01をネジ012-20で固定する。
ギアボックス部品012-04に可動部品012-07と、シャフト012-17を通した歯車012-08をはめ込む。
シャフト012-09-12をはめ込む。ギアボックス部品012-05をはめ合わせ、ネジ012-20で3ヵ所を固定する。
モーター012-03を合わせ、ネジ012-19で2ヵ所を固定する。このとき十字型の凹部とモーター012-13の凸部を合わせる。
第11号の完成部品にアーム012-04をはめ込む。シャフトを通す。
図のようにセットし、その上から合わせ、ネジ012-20で2ヵ所を固定する。
パイプ012-16、ワッシャー012-15の順にはめ込み。ネジ012-19で固定する。
図のように合わせ、ネジ012-20で4ヵ所を固定する。
なんとか今回も終了。
タイムシップ
今回は組み立てガイドに掲載されていた記事を紹介しよう。
「ハーロック」と「999」連載開始の年から始まった松本零士ブームについて、アニメ特撮研究家の氷川竜介さんが記事を書いている。
第2回 大ヒット作、劇場版「銀河鉄道999」に至る道筋
情緒とロマンあふれる文章が大星雲に重なって始まる劇場版「銀河鉄道999」は、1979年8月4日に公開され、同年邦画の配給収入で堂々の1位となった。
1977年から「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版を契機に起きたティーンエイジャー向けのアニメブームは、この記録的な大ヒットで盤石のものとなたのだ。アニメ史上、記念碑的な快挙である。
原作者、松本零士の人気も一般層への拡大した。ブームの加熱は、本作が「松本零士オールスター映画興行」だったことも関係している。ここまでの映画化までの流れを整理する。
原作漫画「銀河鉄道999」は、1977年1月から「週刊少年キング」(少年画報社)誌上で連載を開始した。以降、1981年秋まで続く人気作品に成長する。
1978年9月14日には東映動画(現:東映アニメーション)によってテレビアニメ化され、フジテレビ系で毎週木曜日19時に放送された。
ここで、漫画・テレビアニメ・映画の共通設定を確認しよう。
人類が銀河系全体に進出し、星間旅行することが実現した遠い未来ー富裕層は体を機械化し、死を克服して生き続けるようになっていた。
だが貧しい人々は、機械化人から迫害を受けることが常態化していた。
主人公の少年・星野鉄郎は母親と暮らしていたが、雪の降る日に機械伯爵の人間狩りの標的となってしまう。
母は射殺され、鉄郎は天涯孤独の境遇となって復讐を誓う。そんな鉄郎を助けた母親そっくりの美女メーテルは、「銀河鉄道999号」の無期限パスを与えてくれた。条件はメーテルとともに旅をすること。
この時代、星と星のあいだは銀河鉄道で結ばれ、人々は列車に乗って優雅に移動していた。なかでも999号は、クラシックな蒸気機関車の形状を採用し、旅客の心をなごませる点で人気があった。
それに乗れば、機械の体をタダでもらえる惑星に行けると、母親は鉄郎に告げていたのだがー。
漫画版では、基本的に「読み切りスタイル」(1話完結)を取っていた。鉄郎とメーテルが新しい惑星に降り立ち、風土や暮らす人々の特徴を知る。
読者が常識と思っていた価値観が崩れ、時を冒険するなかで生き延びるためのヒントが得られる。
全体にファンタジー寄りに設定されているため、松本零士が過去に描いてきた戦争もの、西部劇、昆虫ものなど多彩に要素も柔軟に取り込み、独特の人生経験もメッセージになって織り込まれている。
まさに総決算的な作品であった。
組み立てた感想
今回は、速射砲(スペースバスター)の組み立て②の作業をおこなった。
作業自体は、パーツ数が前号より若干増えたためと、新しい工程となったためか、非常に疲れた感がある。
組み立てガイドの次回予告をみると、「艦上構造物の組み立てとなる」とある。宣言通りなら速射砲をの組み立ては、次で最後になる予定だ。
「どくろの旗をかかげ、信じる者のために命をかけて戦う男の艦がいまここに!!」の言葉を胸に秘め作業を続けることにしよう。
ともかく、「海賊戦艦 アルカディア号 」完成まで、残り113号。
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