引き続き、タイトルの通り「週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる」をまとめて預かったので、製作を続ける。
今日は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第15号を組み立てていきたいと思う。
早速開封して、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第15号のパーツから見ていこう。
第15号のパーツ
今回は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第一砲塔の組み立て①となっている。
第一砲塔の外殻を組み立てる。亜鉛ダイキャスト製の砲塔部品にパーツを接着するだけだが、ていねいに作業しようとの記述がある。
早速、組み立てガイドを参照して組み立て開始。
STEP 01 第一砲塔外殻の組み立て
砲塔部品015-01の図の位置に砲塔部品015-02を接着する。砲塔部品015-03-01を砲塔部品015-04-01にはめ合わせ、砲塔部品015-01の左舷側に接続する。
砲塔部品015-03-02を砲塔部品015-04-02にはめ合わせ、右舷側に設着する。
キャラクターファイル
今回は組み立てガイドに掲載されていた記事を紹介しよう。
今回はキャラクターファイルより、鉄郎の母についてだ。
鉄郎の母
「銀河鉄道999」の主人公・星野鉄郎の母親であり、機械化人・機械伯爵の娯楽「人間狩り」の犠牲者となった女性。
原作やテレビアニメでは物語の序盤にリアルタイムでその死が描かれているが、劇場版「999」では物語開幕の5年前にすでに死別していた。
映画では鉄郎の母の敵討ちが中盤までのドラマの軸となる。母親役の声優・坪井章子の芝居は母親らしい強さ、優しさ、寂しさを打ち出し、録音後に松本零士から見事な演技だと賞賛された。
少年・星野鉄郎の母親で、本名は加奈江。5年前、鉄郎が10歳のときまで、大都市メガロポリスから離れた郊外の家で親子ふたりきりで暮らしていた。
生活は貧しいが、それでも鉄郎を明るいまっすぐな性格の子どもに育てたよき母親である。息子とともにいつか銀河超特急999号に乗り、機械の体を手に入れることを願っていたが、残忍な機械伯爵の人間狩りの犠牲となった。
とても美しい女性で、死体は機械伯爵の手で剥製にされ、伯爵の居城「時間城」装飾品にされる。謎の美女メーテルの顔は、なぜか彼女によく似ていた。
劇場版「999」用の設定がでは、劇中での生前の姿は、つねにマントとフードを被った姿である。
映画には、つねに緑色のフィルターがかかった画面で生前の姿が登場した。これは鉄郎の回想にしか登場しない。すでに思い出の中の女性、という演出である。
メーテルの機械ドリームセンサーによる、鉄郎の年前の回想の中の場面。雪が舞う平原で母子は、いつか999号で機械の体を得られる星に行く日を語りあう。
母はその願いが叶う可能性はわずかだと悟っていたが、一心に夢を追う鉄郎の明るさは母を元気づけた。
現在の地球では、特権階級の機械化人が貧しい生身の人間を狩猟することは公認されていた。機械伯爵とその手下のハンティングの獲物として鉄郎の母は撃たれ、自分の二の舞いにならないように息子を逃がす。
機械伯爵はこのときから、鉄郎にとって最大の仇となった。
鉄郎の母は、宇宙でもめったにいない美しい生身の人間という評価を機械伯爵から受け、時間城の装飾品にされていた。鉄郎は5年ぶりで、見た目だけは変わらない、美しい若いままの母と再会する。
母子の家
「さよなら銀河鉄道999」での鉄郎は、黒騎士ファウストによって、ふたたび記憶の中の世界に戻った。そこで初めて映画の劇中に、母子が5年前に住んでいたあばら家が登場する。
「さよなら999」で10代後半の鉄郎は、自分の現在の意識をもったまま、過去のビジョンの中に飛び込んだ。
目の前にはまだ健在な母親と10歳の自分が、過去の世界に干渉することも歴史を変えることもできない。母が殺される悲劇を外側から追体験するだけだった。
INFORMATION 新旧ハーロック艦のエンジン
劇場版「999」ではメーテルと鉄郎の出会いの場面の直後で、鉄郎が母の形見のペンダントを手にする。そこには大切な、母の思い出の社員が入っていた。
鉄郎はペンダントの母の写真と目前の美女メーテルを見比べ、そっくりだと意識する。ふたりが似ていることの意味は、やがて映像の終盤で明らかにされることになる。
組み立てた感想
今回は、艦上構造物基部の組み立ての作業をおこなった。
作業自体は、第二砲塔と同作業で、なおかつパーツも少なく直ぐに終わった。
組み立てガイドの次回予告をみると、「第一砲塔の組み立て②」とある。引き続き第二砲塔の組み立ての続きを行うようだ。
「どくろの旗をかかげ、信じる者のために命をかけて戦う男の艦がいまここに!!」の言葉を胸に秘め作業を続けることにしよう。
ともかく、「海賊戦艦 アルカディア号 」完成まで、残り110号。
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