引き続き、タイトルの通り「週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる」をまとめて預かったので、製作を続ける。
今日は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第16号を組み立てていきたいと思う。
早速開封して、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第16号のパーツから見ていこう。
第16号のパーツ
今回は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第一砲塔の組み立て②となっている。
第一砲塔の砲身を作動させるギアボックスとモーターを組み立てる。パーツは少ないが、砲身を組み込む作業があるので慎重に組み立てようとの記述がある。
早速、組み立てガイドを参照して組み立て開始。
STEP 01 第一砲塔外殻の組み立て
砲塔部品016-02にシャフト016-05と第14号で組み立てた第一砲塔の砲身シャフトを差し込む。
図の位置にシャフト016-07を差し込んで、歯車016-06をはめ込む。
図の位置に歯車016-04をセットしたら、砲塔部品016-03を合わせ、ネジ016-08で3ヵ所を固定する。
第15号で組み立てた第一砲塔外殻に組み込む。
砲塔部品016-01の穴に光ファイバーを通して合わせ、ネジ016-09で2ヵ所、ネジ016-08で2ヵ所を固定する。
キャラクターファイル
今回は組み立てガイドに掲載されていた記事を紹介しよう。
今回はキャラクターファイルより、クレアについてだ。
クレア
全身ガラスでできている少女クレアは、原作漫画「銀河鉄道999」の序盤に登場する。そしてテレビアニメ「銀河鉄道999」でも彼女のエピソードが描かれたが、原作ともども一回限りのゲストキャラという扱いである。
しかし、クレアは「999」ファンからの人気が高く、劇場版「銀河鉄道999」にも彼女が登場するのは必然といえた。
全身がガラスのクレアは。顔の造形などがシンプルに表現される一方、独特の美しさを感じさせる。もちろん手足や髪の毛などは普通の少女のようにしなやかに動く。
ヘッドドレス(カチューシャ)だけが、彼女の身に着けている衣装のようだ。
銀河鉄道999号の乗務員の少女。おもに食堂車でウェイトレスとして働いている。その透き通る全身はクリスタル・ガラスで作られた機械の体でとても美しく、見るものを魅了した。
もとは彼女も普通の人間の少女だったが、見栄っ張りの母親によって現在の体に変えられた過去をもつ。それゆえにクレア自身は、光や影が通り抜けていくようなこの透明の体に虚無的なものを感じていた。
彼女は999号で働いてお金をため、いつの日か本物の自分の体を買い戻そうとしている。性格は穏やかで、乗客の星野鉄郎に対してすこし特別な感情を抱いているようだ。
クレアの初登場シーン。冥王星をあとにした鉄郎とメーテルが999号の食堂に向かうや、彼女がメニューなどを持って現れた。鉄郎はもちんのこと、メーテルとも初顔合わせだったようである。
冥王星の女性シャドウもクレア同様に機械の体だったが、鉄郎は冷厳なシャドウと違ってクレアに温かさを感じた。
かくも美しいガラスの体だが、彼女はいつか冥王星に眠る自分の本物の体を買い戻そうと、働いている。鉄郎が見た冥王星に眠る無数のひとびとのなかに、本物のクレアの体があったのかもしれない。
INFORMATION クレアが演じたかもしれない別の物語の可能性
劇場版「銀河鉄道999」の原作者松本零士の1978年8月2日付け試案の文章が、現在「MEMO1」などとして残されている。
この段階ではまだエメラルダス、ハーロックの参加が想定されておらず、クレアは機械化世界のスパイとして鉄郎への想いとのあいだで苦しむ存在として構想されていた。
テレビアニメ版の惑星プロメシューム案内人ミライや、原作登場のクレアの母メノウ(プロメシューム側近)の役割を併せ持った存在として構想されていたのかもしれない。
組み立てた感想
今回は、艦上構造物基部の組み立ての作業をおこなった。
作業自体は、第二砲塔と同作業で、なおかつパーツも少なく直ぐに終わった。
組み立てガイドの次回予告をみると、「第一砲塔の組み立て③」とある。引き続き第二砲塔の組み立ての続きを行うようだ。
「どくろの旗をかかげ、信じる者のために命をかけて戦う男の艦がいまここに!!」の言葉を胸に秘め作業を続けることにしよう。
ともかく、「海賊戦艦 アルカディア号 」完成まで、残り109号。
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