週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる(第17号)

週刊 海賊戦艦 アルカディア号

引き続き、タイトルの通り「週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる」をまとめて預かったので、製作を続ける。

今日は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第17号を組み立てていきたいと思う。

早速開封して、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第17号のパーツから見ていこう。

第17号のパーツ

今回は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第一砲塔の組み立て③となっている。

第一砲塔の甲板の上に取り付ける。モーター、LED、光ファイバーなど、発光ギミックの作業が中心となるが、複雑な工程はないので、確実に作業をこなしていこうとの記述がある。

早速、組み立てガイドを参照して組み立て開始。

STEP 01 LEDとモーターのテスト

二号付属のバッテリーボックス002-05に単三電池4本を入れ、二号付属のテスト基板002-06に接続する。テスト基板002-06の2ピンコネクターにLED 017-07を接続して点灯を確認したら、第8号付属の008-07-A11を貼る。

モーター017-05にケーブル017-06を接続したら、第8号付属のシール008-07-M4を貼り、テスト基板002-06のモーター用コネクタに接続する。ボタン1を押して時計回りに、ボタン2で反時計回りに回転することを確認する。

STEP02 第一砲塔基部の組み立て

第16号で組み立てた第一砲塔にモーター017-05を合わせ、ネジ017-10で2ヵ所を固定する。

テスト基板002-06のモーター用コネクタに接続する。テスト基板002-06のボタン1を押し、砲身の動作を確認する。

艦上構造物基部の017-01の穴に光ファイバーとケーブルを通したら、はめ込み、歯車017-02を合わせてネジ017-09で3ヵ所を固定する。ことの時接着はしない。

図の位置の凸部2ヵ所に砲塔部品017-03-02を合わせる。

艦橋部品017-03-01の穴3ヵ所に光ファイバー3本をそれぞれ通したら、艦橋部品017-04にはめ込む。

光ファイバーの先端を艦橋部品017-04のふちに合わせてカットする。

LED 017-07と艦橋部品017-04を合わせて砲塔部品017-03-02にはめ込む。砲塔部品017-03をかぶせ、ネジ017-08で2ヵ所を固定する。

図の様に、第13号で組み立てた艦橋構造物基部を合わせ、ネジ017-09で2ヵ所を固定する。

タイムシップ

今回は組み立てガイドに掲載されていた記事を紹介しよう。

今回は「ハーロック」と「999」連載開始の年から始まった松本零士ブームについて、氷川竜介さん(アニメ特撮研究家)が語っている。

第3回 劇場版「999」を公開を前に盛りあげた”アルカディア号の改造”

テレビシリーズ「宇宙海賊キャプテンハーロック」は1979年2月13日、全42話で放送を終えた。加熱するアニメブームの中でハーロック人気は高く、惜しまれつつの終了である。しかしここからハーロックとアルカディア号の人気は、次なる発展的なステージへと向かうことになる。

月刊「アニメージュ(以下AM)」(徳間書店)の紙面を追うことで、その高まりを方が分かる。まず1979年5月号(4月10日発売)に掲載された劇場版「銀河鉄道999」の記事では、キャプテンハーロックとクイーン・エメラルダスの出演が発表されている。

主人公・星野鉄郎設定が15歳に引き上げられただけではなく、全方位的に松本零士ファンを楽しませるという姿勢の表れが、ここで明らかになったったのである。

注目すべきは、原作者松本零士の以下のコメントである。

「ぼくは、この間、ずっと「ハーロック」「エメラルダス」それに「銀河鉄道999」を各誌で描いているわけですけど、この3つの作品は、もともと、僕の頭のなかでは、ひとつの同じ話なんです。ところが、まんがじゃ、掲載誌の違いもあって、なかなか3つの作品をからめることはできない。で、今度の映画があった。僕は、すぐに、この”同じ”話にしようと思いましたね」(同誌5月号より引用、表記は原文のママ)

「同じ話」とは時代を先取りした「マルチ・ユニバース構想」である。次の6月号の記事には1979年4月9日の製作発表記者会見で、劇場用にアレンジされたハーロックの全身像が初めて公開された。黒ずくめにも見えるよう一新された色指定は、これまでとは異なる高級感を喚起するものとなった。

期待の決定打は次の7月号だ。記事「「旅立ち」まであと56日」では。第1特集「ハーロックと鉄郎はこうして出会った 憧れの男との出会い」の書下ろしセル画をメインにしつつ、シナリオからの抜粋が掲載された。ハーロックが機械伯爵の部下に立ち向かう鉄郎を助ける、酒場のシークエンスである。

問題は第2特集だ。「新・アルカディア号の完成”改造”に挑んだ真のねらいは何だったのか!?」という見出しに加え、劇場用のアルカディア号全景がセル画で見開きでいっぱいに紹介されている。このデザイン改訂は公開前、最大級のインパクトと期待感をファンにあたえたはずだ。劇場へスケールアップしただけではなく、まったく新しいものが提示される予感である。

艦首にボリュームをつけて艦影の印象をマッコウクジラのように変更し、さらに巨大なドクロマークを付与して「海賊」のイメージを強化している。宇宙戦艦ならではの3次元的な戦闘への対応も強調され、艦艇にも砲塔が追加装備されている。

同時に多くのパーツ構成は原作・テレビ版を踏襲しているため、「新しいアルカディア号だ」とすぐに視認できるような工夫もある。

「ということは、今度の劇場版は既出の要素を徹底的に再検証し、総力をあげて最良のものとして見せようとしているのか」と、新たなアルカディア号のデザインは、そんな読解を誘うものだったのだ。そして、公開された映画は、予感を裏切らないどころか、大きく上回る衝撃に満ちていたのであった。

組み立てた感想

今回は、艦上構造物基部の組み立ての作業をおこなった。

作業自体は、第二砲塔と同作業で、なおかつパーツも少なく直ぐに終わった。

組み立てガイドの次回予告をみると、「衝角の組み立て①」とある。どうやら艦首に収納する衝角の組み立てに入るようだ。

「どくろの旗をかかげ、信じる者のために命をかけて戦う男の艦がいまここに!!」の言葉を胸に秘め作業を続けることにしよう。

ともかく、「海賊戦艦 アルカディア号 」完成まで、残り108号

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