引き続き、タイトルの通り「週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる」をまとめて預かったので、製作を続ける。
今日は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第19号を組み立てていきたいと思う。
早速開封して、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第19号のパーツから見ていこう。
第19号のパーツ
今回は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の衝角の組み立て②となっている。
第一砲塔に旋回用モーターを組み込んだあとは、前号に引き続き衝角の作業を行う。今回は衝角可動用のアームを組み立てるとの記述がある。
早速、組み立てガイドを参照して組み立て開始。
STEP 01 モーターのテストと組付け
モーター 019-04 のケーブルに第8号付属のシール 008-07-M5を貼る。
第2号付属のバッテリーボックス002-05に単三電池4本を入れ、第18号付属のテスト基板018-03の電源用コネクターに接続する。テスト基板018-03のモーター用コネクターに、モーター019-04を接続する。
ボタン1を押して時計回りに、ボタン2で反時計回り回転することを確認する。
モーター019-04の図の位置に歯車019-03をはめ込む。接着はしない。
第17号で組み立てた第一砲塔にはめ込み、ネジ019-07で2ヵ所を固定する。
STEP02 衝角への可動用アームの取り付け
第18号で組み立て衝角の図の位置に、リング019-05、可動用アーム019-01の順に差し込む。
可動用アーム019-02を合わせ、ネジ019-08で3ヵ所を固定する。
キャラクターファイル
今回は組み立てガイドに掲載されていた記事を紹介しよう。
機械伯爵
劇場版「銀河鉄道999」で機械伯爵は、最初に主人公・星野鉄郎の夢(潜在意識)の中に登場した。
鉄郎にとって機械伯爵は、大切な母を殺したにくい仇である。ある意味では、鉄郎が行動を起こす原動力となった重要なキャラクターだった。
機械伯爵は場所が不定の「時間城」を拠点とする機械化人だ。その名から類推できるように、無数の機械化人の中でも上層階級の存在で、人間で言えばまさに「貴族」の立場である。
だが、本来の貴族がもつべき高潔な精神とはほど遠く、各地で生身の罪なき人びとを襲う「人間狩り」を楽しむ鬼畜のごときふるまいをしていた。
そして、鉄郎の母も、人間狩りの犠牲者だったのだ。なお、本項で掲載した機械伯爵の全身像や顔アップの画稿は、鉄郎の記憶に登場した際のグリーントーン色調で彩色されている。
そのため、このときの実際の服の色などは不明である。
物語から5年前の地球で、機械伯爵は部下ふたりを引き連れて人間狩りを楽しんでいた。たまたま機械伯爵の狩猟区を歩いていた鉄郎と母は、不幸にも機械伯爵に狙われてしまう。
豪雪のなかを無数の青白い光弾が横切り、鉄郎の母を射抜いた。
機械伯爵たちはおそらくかなり遠方から狙撃したため、鉄郎の母が息を引き取る前に息子を逃がす時間だけは残されていた。
骸となって雪原に横たわる鉄郎の母を見つけた機械伯爵は、歓喜するかのように顔のメーターを赤々とさせる。
鉄郎の母はそれまで機械伯爵が狩ってきた人間のなかでもひときわ美しかったのだ。
遠くに潜む鉄郎が怨嗟の視線をむけるのにも気づかず、機械伯爵は自分の機械化馬に鉄郎の母の遺体を乗せ、居城である時間城へ戻った。
非道にも機械伯爵は鉄郎の母の遺体を自分のコレクションとして扱い、居間に飾ろうと考える。
INFORMATION 緑色で描かれる親子の悲劇
機械伯爵は、劇場版「999」で退場するキャラクターだが、続編の「さよなら銀河鉄道999」でも鉄郎の記憶のなかの映像で登場している(画像)。
このときの画面のトーンもグリーンで描かれているが、これらはテレビアニメ版「銀河鉄道999」第1話や第5話などでの鉄郎と鉄郎の母にまつわる映像表現の色調がグリーンだったことを踏襲しているようだ。
組み立てた感想
今回も引き続き、衝角の組み立て作業をメインでおこなった。
衝角の組み立てと以前組み立てた第一砲塔の旋回ギミック用モータを取り付ける作業をおこなったが、着々と組み上がっていく感覚がある。
パーツ数自体は、少しずつ少なくなっていくような気がするが、これぐらいが丁度よいくらいなのだろう。
組み立てガイドの次回予告をみると、「衝角の組み立て③」とある。どうやら引き続き艦首に収納する衝角の組み立てになりそうだ。
「どくろの旗をかかげ、信じる者のために命をかけて戦う男の艦がいまここに!!」の言葉を胸に秘め作業を続けることにしよう。
ともかく、「海賊戦艦 アルカディア号 」完成まで、残り106号。
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