引き続き、タイトルの通り「週刊 海賊戦艦 アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる」をまとめて預かったので、製作を続ける。
今日は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第20号を組み立てていきたいと思う。
早速開封して、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の第20号のパーツから見ていこう。
第20号のパーツ
今回は、「週刊 海賊戦艦 アルカディア号」の衝角の組み立て③となっている。
第19号に引き続き、衝角に可動用アームを組み込む。作業内容は第19号とほぼ同じだが、ていねいに作業しようとの記述がある。
早速、組み立てガイドを参照して組み立て開始。
STEP 01 衝角への可動アームの取り付け
第19号で組み立てた衝角の図の位置に、リング020-06、可動用アーム020-02の順に差し込む。可動用アーム020-02の図の位置に歯車020-04をはめ込む。
可動用アーム020-03を合わせ、ネジ0202-07で3ヵ所を固定する。
メカニカルファイル
今回は組み立てガイドに掲載されていた記事を紹介しよう。
デスシャドウ号
劇場版「銀河鉄道999」の中盤で朽ちた船体として登場するが、大山トチローの住居で「トチローズハウス」という別称もある宇宙戦艦デスシャドウ号だ。
松本零士ワールドでは漫画「ダイバー0(ゼロ)」などをはじめ、キャプテンハーロックにゆかりの深い宇宙船としてファンにその名を知られる。
船体は、ヘビーメルダーの重要拠点のひとつ、トレーダー分岐点からかなり離れた、ガンフロンティア山の周辺の荒野にある。
トチローを訪ねた鉄郎が足を運んだ。船体の艦底部。そこにいまの出入り口がある。
そとの気配をかんじたのか、出入り口の内側から、トチローが顔出す。
惑星ヘビーメルダーで仇である機械伯爵の情報を追う星野鉄郎が、ガンフロンティア山の謎の男(大山トチロー)を訪ねた際に目にした、ボロボロの巨大宇宙戦艦。
もともとは大山トチローが盟友のキャプテンハーロックとともに大宇宙を航行していた船だが、いまは荒野で朽ち果てる廃墟となっていた。
重症の宇宙病を患うトチローはここで最期のときを迎えるつもりであり、宇宙船としての機能はもはやない。
デスシャドウ号の艦底部で出会う鉄郎とトチロー。鉄郎はトチローの姿をタイタンの老婆の家の写真で覚えており、彼女の息子だと気がづく。
トチローは鉄郎の事情を聞き、ある願いを託す。
鉄郎が見守るなかで、トチローの魂は宇宙に飛び去った。夕日に照らしだされるデスシャドウ号は、ついに主人を失った船となった。
鉄郎の手でデスシャドウ号のすぐそばに、トチローの墓標が立てられた。
ハーロックやエメラルダスが墓標の前に集うことの場面は予告編のみのもので、映画の本編にはない。
INFORMATION トチローの死から2年後のデスシャドウ号
劇場版「999」の2年後の物語を語る「さよな銀河鉄道999」では、惑星ヘビーメルダーはもう少しだけ画面に登場。
デスシャドウ号も999号が上空を通過する場面で、ワンカットのみ確認できる。寂寞とした情景のなかの廃艦と墓標の図が、なんとも感慨深いものだ。
キャラクターファイル
今回は組み立てガイドに掲載されていた記事を紹介しよう。
アンタレス
劇場版「銀河鉄道999」の中盤から登場する大男のアンタレスは、星野鉄郎に戦士の心構えを説くキャラクターだ。
原作漫画「銀河鉄道999」やテレビアニメ「銀河鉄道999」でもゲストキャラとして初期の単発エピソードに登場したアンタレスが、本作では重要な役回りを与えられている。
アンタレスは、土星の衛星タイタンの自然のなかに埋もれた「葡萄谷」を拠点とする初老の山賊だ。
見た目は豪放な大男だが、実は子供にやさしく、機械伯爵や機械化人の人間狩りで家族を殺された数多くの子供たちを保護している。
それだけに機械化人へ向けた憎悪の念は人一倍強く、特に機械伯爵を討ち果たすことを悲願としていた。
母親を機械伯爵に殺された鉄郎が同じ目的をもつとわかるや、戦士として生き延び、勝利する心構えを鉄郎に諭す。
INFORMATION アンタレスと子供たち
別述のとおりアンタレスは、原作漫画やそれをもとにしたテレビアニメ版に登場済みだったが、そこでは自分の小惑星基地に戻るため、999号を乗っ取るという宇宙盗賊の役柄だった。
だが、機械化人への憎しみを抱き、基地に何人もの子供たちがいる点や、鉄郎に戦士の心構えを説くところなどはどれも同じである。
組み立てた感想
今回も引き続き、衝角の組み立て作業をメインでおこなった。
衝角の組み立て衝角への可動アームに更に追加の可動アームを組み立てることとなった。
パーツ数自体は、前号よりもさらに少なくなっており、作業自体は直ぐに終わってしまった。
組み立てガイドの次回予告をみると、「衝角の組み立て④」とある。まだまだ、艦首に収納する衝角の組み立てになりそうだ。
「どくろの旗をかかげ、信じる者のために命をかけて戦う男の艦がいまここに!!」の言葉を胸に秘め作業を続けることにしよう。
ともかく、「海賊戦艦 アルカディア号 」完成まで、残り105号。
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