今回は、前々から欲しかったGOOD SMILE COMPANYさんから出ている「MODEROID ザブングル 」を再販で購入したので、組み立ててみた。
MODEROID は、成型色と一部塗装済みパーツにより、組み立てるだけで劇中のイメージが再現できるとのこと。パチ組派(塗装とか表面処理とか面倒な作業をしない人)としては非常に好ましい。
定価も7,500円 (税込)と前回作成した「MODEROID ダンガイオー」同じ値段となっている。ガンプラに比べれば少しお高いか。
ザブングルについては、商品化に恵まれいいるので、超合金魂やHI-METAL Rも所有しているので、これで何体目かのザブングルになる。
全高約180mm。本キット独自の変形機構アレンジにより、各ビークル形態からウォーカーマシン形態への合体変形を余剰パーツ無しで再現できるようになっている。
これまた懐かしの80年代ロボットをキット化したものとなっている。
ともかく、ウォーカーマシン形態で組み立ててみたので見てみよう。
ウォーカーマシン形態
本編の主人公であるジロンが搭乗するウォーカーマシンが、このザブングルとなっている。主題歌の歌詞にもあるが、まさに青い閃光なのだ。
頭部ウインドウの開閉を初再現!頭部に搭乗可能なジロン、ラグ、エルチのフィギュアパーツが付属。
今回は、ジロンとラグを登場させている。
折れた翼パーツが付属し、ジロン搭乗機仕様も再現可能となっている。
武装類としては、専用ライフル、4連ハンドキャノン、3連バズーカ、9連装ミサイルポッド、4種の武装が付属しており、このキットを購入することで、フル装備状態を再現できるのだ。
専用ライフルを持たせるとこんな感じ。
4連ハンドキャノンを装備するとこんな感じ。
3連バズーカを装備させるとこんな感じ。
9連装ミサイルポッドを装備させるとこんな感じ。
フル装備状態を再現してみた。この状態でも自立できるのは非常に嬉しい限りだ。
ブングル・スキッパー
上半身部を構成する機体で、トレーラーモードの時はキャブになりブングル・ローバーと連結している状態を「ザブングル・カー」とも呼ぶが、劇中でこれらの設定名が使われることは殆どなかった。
飛行形態に変形させるとこんな感じ。
ブングル・ローバー
下半身部に変形する機体で箱状のカーゴ形体から航空機形体に変形する。機首の両舷に三連装ミサイル発射管を装備。装弾数は不明だが、第11話で機体左右からロケット弾を各4発ずつ発射しているため、バランス的に12発である可能性が高い。カーゴ状態でも一応は走行可能だが、ごく僅かのシーンしかない。飛行形は航空機形状だが、低空を短時間滑空する程度の飛行能力しかない。
飛行形態にするとこんな感じ。
細かい部分では、ランディングギアを展開することが出来るギミックが搭載されている。
飛行形態で並べるとこんな感じ。
ザブングル・カー
ブングル・スキッパーとブングル・ローバーのカーゴ形体を連結した状態。武装をカーゴにロープで括りつけた、ザブングル・カーが劇中で良く見られた。
全体的な感想
この「MODEROID ザブングル」は、GOOD SMILE COMPANYから発売されたスナプフィットモデルで、塗装せずに出来上がるキットとなっている。
今回もなかなかはめ込むことが出来ないところもあるので、自分自身で調整が必要な部分がある。
毎回、その商品のラインナップは広くバリエーションに飛んでいるので、本当に驚かされる。
今回の「MODEROID ザブングル」も造形的に非常に良く出来ているのは間違いない。
そしてなんといっても、差し替えなしで変形合体機構を備えているのが、この商品の最大の特徴だと言える。パーツのポロリもなくカッチリしているので、ストレスがあまりなく遊べるのだ。
ただし注意したいのは、玩具ではなくプラモデルなので、ガシガシと遊べるというわけではない。
しかも、変形合体後の各関節可動。劇中の躍動感あふれるポーズも再現可能となっているのも非常に嬉しい限りだ。
特に気に入ったのは、変形時の頭部の位置は、ウィングユニットを取り外して、固定位置に設定すると頭部が動かなくなる仕組みが採用されている。
これがウォーカーマシン状態での頭部の位置がずれることなく、しっかりと固定されるので、遊びやすくなっているのだ。
プラの成型色も青、白、赤、黄、グレー、クリアー(緑・黄)とイメージに近い配色で、組み立てるだけでイメージに近い色分けを再現できるのもお手軽で非常に良かった(劇中に近づけるには、頭部に若干の塗装が必要だが)。
予算に余裕があるならば、劇中のように2機並べて飾りたいものだ。とにかくザブングルのプラモデルとていは決定版ではないかと個人的には思う。
とにかく昭和が止まらないGOOD SMILE COMPANYから発売されているMODEROIDシリーズ。新作を出すごとに完成でも上がっており、懐具合も非常に心配になるほど毎月の商品展開が早いのだ。
まだまだ、MODEROIDシリーズでは欲しいアイテムは何点かあるので、機会があれば入手して、このプログでも記事にアップしていければと思う。
コメント