田んぼの肥料まき

【日常生活】

今日は、田植え作業に入る前に、田んぼの土の栄養を補給するべく肥料まきを行う。

トラクターに専用の肥料まき用の機械を取り付けるところもあるようだが、予算も人でもない我が家では、十年以上前(もしかしたら20年近く使用してるかも)に購入した肥料まき用機械を使用する。

この機械に使用する油、動かすための燃料を近場のホームセンターで購入して来たので、これを燃料口より注入する。混合燃料とある通り、油を混ぜ合わせてつくるのだが、面倒なので混合燃料を購入してきた。

それと、肥料はそれぞれ、二つ用意した。

白い袋の方は、「コシヒカリ」を植え付ける田んぼで、黄色い袋のほうは、「サイノキズナ」を植える田んぼ用の肥料で使用する。

我が家では、それぞれ、作る品種によって肥料の配合が違うものを使用している。

それぞれの家でも違うのだろう。

ちなみに、白い方の袋の方は、値上がりしていて一袋4000円くらいになる。

これを何十袋も使用するのだから、米農家としては、なかなか採算が取れないのだ。

そして、田んぼへ

田んぼに到着すると、軽トラックに載せた肥料まき用の機械に、肥料を入れていく。

肥料一袋で20kg、肥料まき用の機械だけで10kgから10kgあるだろうか。とにかく重い。

流石に重いので、肥料は15kgぐらいにしておく。機会を背中に背負うので、持ち上がるのにも持ち上がらなくなってしまうからだ。

機械を始動するには、エンジン式なので始動位置にレバーを合わせて、取っ手がついた紐を引っ張る。

農業エンジン式機械にはありがちなこの始動方法。とにかく手間がかかるイメージ。

よく見かけるのは、草刈り機などは一般的にも目にすることが多いのではないだろうか。

古くなったり、使用頻度が少ないと、全然エンジンが始動しないのだ。

当然、始動しないと、この取っ手が付いた力強く引っ張る作業を、何度も繰り返すことになる。

我が家の肥料まき機械も、年に数度しか使用しないこともあって、エンジンが始動するまで何度もこの作業を行った。

ホント、腕が取れるかと思った。

エンジンが始動すると、肥料まきへ!

30kg近くの肥料まき機械を背負ったまま、田んぼをの土手をぐるぐると回っていく、これもまんべんなく、肥料まき機械についている長めのホースを中心に向けて歩いていくのだ。

とにかく重い。この肥料まき機械。出だしは肥料が満杯に入っているので、なおさら重い。

後半になると、量も減って軽くなってくのだが、同時に肥料補給のために軽トラックまで戻らないといけない。

1反あたり、この20kgの肥料を2袋使う。なので、4回くらいは戻り作業が発生する。

これって、ドランゴンボールの亀仙人の修行の様に思えてくる。

漫画の場合は、重い甲羅を背負って日常生活をおくっていた記憶があるが。

ともかく、1反あたりで、約1,000平方メートル(300坪)で、50mプール(50m × 20m)くらいの広さとのことなので、この思い機械を背負って作業することがかなり大変であることが分かるだろう。

田んぼ1カ所が1反と考えてもらうと、分かりやすいだろうか。

我が家の田んぼと、他で頼まれた田んぼの作業場所を合わせると1町半くらいある。

1町は、10,000平方メートル(3,000坪)で、野球場のグラウンド部分(100m × 100m)くらいの広さになる。

1町は、10反分になるので、概ね15反くらいの肥料まきを行うことになると考えてもらえれば良いだろうか。

なかなかに大変な作業になる。

今日はこの辺で終了

個人的なことだが、歯医者の予約がはいっているので、今日は6反ほどで作業を終了。

このあとビニールハウスのお米の苗の水まきがあるので、時間の関係上切り上げることとした。

時間にして3時間くらいだろうか。

とにかく機械が重かった。よく見ると方には背負うためのベルトの跡がクッキリと残ってしまった。

苗の水まき

家に到着すると、早速苗への水まきを行った。

時間にすると1時間半くらいだろうか。地味に見えてなかなか時間を取れれる作業は続く。

苗の状態はといゆうと、なかなかに田植えに向けて順調に育ってくれているようだ。

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