今回は、何年か前に購入していたGOOD SMILE COMPANYさんから出ている「絶対無敵ライジンオー」を作ってみた。
当然この「絶対無敵ライジンオー」を知っているかと言うと、放映当時は年齢的にもテレビは観ていなかったので、ほとんど無知に近い。
購入した理由が、単に剣王、獣王、鳳王3機のライジンメカの合体変形を再現しているからだ。
要は、三機のメカが合体して、巨大ロボット「絶対無敵ライジンオー」になるらしい。
とにかく合体変形に引かれただけで、ほぼ購入を決め、購入してしまった。
成型色と一部塗装済みパーツにより、組み立てるだけで劇中のイメージが再現できるとのこと。
私自身、日常生活は仕事と家の通勤で一日が終わる社会人なので、パチ組派(塗装とか表面処理とか面倒な作業をしない人)としては非常に好ましい。
ともかく、三機のメカを組み立ててみたので見てみよう。
剣王の出来上がり
剣王は、ライジンオーの胴体部分になるメカ。
全長11cmぐらいの大きさながら、可動範囲は良好で、とにかくポージングがつけやすい。
色分けも成型色で十分にカラーリングを再現しているように見受けられる。
フェイス部分も塗装なので、最近老眼ぎみなのでありがたい。
剣の刃先部は、塗装されており、十分見栄えする。これで変形機構も盛り込んでいるのだから、最近のプラモデルは凄い!
獣王の出来上がり
この獣王は、ライジンオーの足と盾パーツを構成する。
ライオンをイメージしているのだろうか?角があるのが個人的には、好きなポイントだろうか。
口も開閉式なので、咆哮したような感じにもできる。
剣王ほど、可動は多くないが、足首がボールジョイントなので接地性は十分だろう。
尻尾は取り付け式で、稼働しないのが少し残念。そこはプラモデルと割り切るしかないだろう。
個人的には成型色の青の質感がとても玩具ぽっくて、とっても良い。
そして、ツルツルとしたプラ材質の触り心地も良い。
鳳王の出来上がり
最後に、この鳳王。ライジンオーの腕と背面バックパックにあたる部分を構成する。
とにかく、頭部が外れやすい。もう少し何とかなららかったのだろうか。
爪の部分も稼働するたびに取れてしまうので、部品が小さいだけに紛失する恐れがあるので注意が必要だろう。
色分けは、スッテカーを張ることによって、劇中のような雰囲気になっていると思われる。
頭部のクチバシは、開閉することが出来ないのが残念。この大きさだから仕方がないことだろう。
プラモデルと考えれば、変形までこなすのだから、ヤッパリ凄い!
単独で、立たせることも可能だが、羽が大きすぎるので、専用ディスプレイを使用して飛行している雰囲気で飾っておいた方が見栄えが良さそうだ。
ライジンオーの合体準備
ライジンオーへ合体準備を各機体出行う。
剣王の変形
ツノ、背中プレートを取り外す。
頭部を倒す。
腕を前に上げて肘を内側に向ける。
肩を上に上げて、両腕を下に向けてたたみ、手首を回転させる。
肩を倒して、後ろにスライドする。
スネをスライドさせて足首を下に倒す。
背中プレートを付けなおす。肩アーマーにライジンオー用のカバーを取り付ける。
これで合体準備完了。
鳳王の変形
羽根と尾を取り外す。尾は合体時には使用しない。
胴体中央部・頭部を180度開戦してたたむ。
頭部ユニットを上に立て、脚ユニットを90度回転させる。
鳳王の脚ユニットを前に出して腕ユニットにする。腕を下げて肘を伸ばす。
前腕のふたを開けてツメをたたみながら、手首を引き出す。ふたを閉じて手首を前に向ける。
片腕も同様の手順で行うと写真のような状態になる。
尾翼を開き、ライジンオーのツノを取り付け。合体準備完了。
獣王の変形
見栄え重視足を取り外し、頭部、胴体左右、尻尾を分解。見栄え重視足と尻尾は合体時に使用しない。
足カバーのフタを開き、脚をカバー内に収納。
前後の脚カバーを回転させて合わせる。脚部ユニットを押し込む。
足首を引き出して、つま先を真っ直ぐにする。
もう片方の脚も同様の工程で行う。これで合体準備完了。
そして、ライジンオーの合体!
スネ内部の穴に剣王の足首を差し込み、脚を合体させる。
上半身を合体させる。
鳳王にスタンドジョイントを取り付け。
プレート裏の穴に首ユニットを差し込み、背中のリブに上半身の溝を差し込む。肩部分のダボに腕ユニットを差し込んで固定する。
接続箇所を確認しながら、すり合わせるようにゆっくり接続するとよいだろう。結構シビアな作りになっている。
最後に翼を取り付けて完成。ライジンオーだ!
見栄え重視パーツの脚と手首を取り付けると格段に良くなる。
そして、剣と盾(獣王の頭部だけと)を持たせるとこんな感じ。
プラモデルで差し替え式ではあるけれど、ここまで変形合体が出来るとはいい時代になったものだ。
プラモデルなので、動かして遊ぶと各パーツのジョイントが外れやすい。
合体機構を取り入れた関係上はどこかにしわ寄せがきてしまうのだろう。
塗装もしないで、成型色とスッテカーによる色分けで、ここまで完成度が高いのはパチ組派の私としては、非常に満足いく出来栄えだと思う。
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