今回は、前々から欲しかったGOOD SMILE COMPANYさんから出ている「MODEROID ハイパーレッドジャックアーマー 」を購入したので、組み立ててみた。
MODEROID は、成型色と一部塗装済みパーツにより、組み立てるだけで劇中のイメージが再現できるとのこと。パチ組派(塗装とか表面処理とか面倒な作業をしない人)としては非常に好ましい。
定価も8,900円 (税込)とプラモデルにしては結構な高額商品となっている。
ハイパーレッドジャックアーマーについては、遠い昔にタカラ(現タカラトミー)から玩具が発売されていた記憶がある。
とはいえ、直撃世代ではないので、当時玩具を購入することはなかった。
全高約160mm。一部パーツ脱着により、ジャックスーツとレッドセプターによるハイパーレッドジャックアーマーへのジャックオンを再現可能となっている。
これまた30年以上前のアニメ『機甲警察メタルジャック』より、ハイパープロジェクトにより生まれた最強のジャックアーマー「ハイパーレッドジャックアーマー」がMODEROIDシリーズでプラモデル化されるとは思いもしなかった。
そもそも『機甲警察メタルジャック』とは、ロボットやハイテクを駆使した犯罪に対応しきれなくなった警察を危惧した醍醐正尚が、密かに研究を重ねて提唱した「メタルプロジェクト」により誕生したサイボーグ捜査官による組織を機甲警察[ARMORD POLICE]メタルジャックと呼ぶ。
サンライズ制作のSFアニメ作品、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称なので、1991年4月8日から12月23日まで、テレビ東京で毎週月曜18:30 – 19:00に全37話が放送された。
まずは、主人公の神崎 ケン(かんざき ケン)がスーツアップ状態から見ていこう。
ジャックスーツ
ジャックスーツは初期捜査や人間サイズでの戦闘に使用される一次装甲で、ヘルメットはふだんはゴーグルだけの状態だが、任意でマスクを閉じた状態になり、熱風や真空状態でも活動出来るのだ。
特に神崎ケンがスーツアップした姿が、レッドジャックと言われる。バランスに優れた戦士で、特にバスターショットによる射撃を得意としている。
レッドセプター
ハイパーレッドジャック専用の高速3輪バイク。「ジェットセプター」に変形することで飛行も可能。
飛行形態に変形するとこんな感じ。
レッドジャックを搭乗させるとこんな感じ。レッドジャックの可動域が広いので、このように登場させることが出来る。
ハイパーレッドジャックアーマーへのジャックオン
商品のハイパーレッドジャックアーマーは、激化するイドとの戦いに備えて開発された新型アーマーで、主人公のケンがジャックオンしハイパーレッドジャックアーマーとなる。
ほんとに、この世代はクロスアップ好きだなぁ。聖闘士星矢なんかはいい例だなぁ。
Jバード、バーストライザーの装備状態
Jバード、バーストライザーの装備状態を再現。
JJバードとバーストライザーはハイパーバーストライザー形態へ合体可能。
後方に荷重がかかっているのだが、差し替え式の踵パーツを取り付けなくとも自立することが可能だ。
全体的な感想
この「MODEROID ハイパーレッドジャックアーマー」は、GOOD SMILE COMPANYから発売されたスナプフィットモデルで、塗装せずに出来上がるキットとなっている。
今回もなかなかはめ込むことが出来ないところもあるので、自分自身で調整が必要な部分がある。
毎回、その商品のラインナップは広くバリエーションに飛んでいるので、本当に驚かされる。
今回の「MODEROID ハイパーレッドジャックアーマー」も造形的に非常に良く出来ているのは間違いない。
そしてなんといっても、一部パーツ脱着により、ジャックスーツとレッドセプターによるハイパーレッドジャックアーマーへのジャックオンを再現可能なことだろう。
この点については、当時の玩具を知る人からすると昔はパーツの着脱ができたのに、出来ないことには賛否が分かれるところだろう。
プラモデルながら、ハイパーレッドジャックアーマーへのジャックオンする装着玩具のように遊ぶことが出来るのは、楽しいところだ。
相変わらずの各成形色、彩色済みパーツ、シールにより組み立てるだけでイメージに近い色分けを再現できるのもお手軽で非常に良かった(劇中に近づけるには、頭部に若干の塗装が必要だが)。
とにかくかなりニッチな商品もリクエストすれば作ってくれるGOOD SMILE COMPANY。新作を出すごとに完成でも上がっており、懐具合も非常に心配になるほど毎月の商品展開が早いのだ。
まだまだ、MODEROIDシリーズでは欲しいアイテムは何点かあるので、機会があれば入手して、このプログでも記事にアップしていければと思う。
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