今回は、2017年に購入した「HI-METAL Rザブングル」を倉庫から出してきたので、中身を確認して、遊んでいこうかと思う。
前回も書いたが、「HI-METAL R」は、主に内部フレームがダイキャストで出来ており、外部装甲についてプラパーツを使用している。
この「HI-METAL Rザブングル」は、ウォーカーマシンシリーズの主役メカとして、第1弾で発売されたものだ。
一般店頭販売されていたもので、定価は、16,200円(税込み)となっている。
「HI-METAL R ザブングル 40th Anniv.」なるものも発売されているが、この商品をもっていたので、こちらは購入を見送っている。
早速、箱から取り出してみよう。
箱から出すとこんな感じ
箱を開けると、ブリスターに「HI-METAL Rザブングル」本体、換用手首左右各4種、腕スペーサーパーツ左右、サブ・ザブングル用ウイング、ブングルスキッパー用後部パーツ、ブングルローバー用シャッター、アクション用脚部ウイング左右、予備アンテナ左右、ライフル、3連バズーカ、9連装ミサイルポッド、4連装キャノン、魂ステージ用ジョイント3種などが付属している。
超合金魂でも商品化されているが、青パーツを使用しているためか経年劣化で変色して、プラパーツも破損んが目立つものが多いようだ。
ただ残念なのは、「ガバメントタイプ」と違い、搭乗するパイロトが付属しないことだ。当然ながらコックピットに乗せることも出来ない(搭乗席もない)。
主人公ジロン・アモスが自ら選んだウォーカーマシンであり、ジロンの手足として惑星ゾラの大地を駆け、飛び跳ねて、時には転げ回った、あのザブングルが帰ってきた!!
1980年代当時、プラモデルのメインスケールだった約1/100サイズで、変形・合体が可能なザブングルは初の商品化だ。
何といってもHI-METAL Rは腕や腰の車輪を交換することなく変形可能であり、分離ギミックとプロポーションが両立しているところも注目のポイントだろう。
本体の状態を確認
実際にブリスターから本体を取り出すとこんな感じ。
全高は約170mmで、1/100スケールに相当。当時の1980年代当時、プラモデルのメインスケールだった約1/100サイズで、変形・合体が可能なザブングルは初の商品化となるのだ。
頭部の造形はこんな感じ。残念ながらコックピットは再現されていない。
各武装を確認していく
まずは、ライフルを取り付けて見るとこんな感じ。
ライフル、4連ミサイルランチャー、3連バズーカ、9連装ミサイルポッドが付属し、全てを同時に装備することもできる。
ジロンと一心同体だったサブ・ザブングルにするための翼パーツが付属。
可動範囲を見ていこう。
胸部付け根と腰部分が引き出せるので、可動部分を広げることが出来る。膝部分が塗装なので、稼働させると若干塗装の剥がれが気になる。
アクションをとらせるとこんな感じ。ライフルを構えるシーンが再現できる。ウォーカーマシンの中では手が人型をしているのは、主人公メカぐらいなのだ。
HI-METAL Rザブングルは足腰が命!
作中の様々なアクションポーズを再現するため、足と腰にかけての可動部にこだわっており、片膝立ちのポーズも取れるのは非常に嬉しい限りだ。
ブングル・スキッパー
上半身を構成するマシン。
パーツの着脱無しでも変形可能だが、変形後の腕のスペースを隠すパーツや、ブングル・スキッパーの後部ノズルを再現したパーツもオプションとして用意されている。
飛行型から走行型への変形は、ウイング部を前方へ閉じ、車輪ユニットを90度折りたたむことで可能に。
ブングル・ローバー
下半身を構成するマシン。飛行型から走行型へ変形可能。
ウイング部分は人型のプロポーション・アクションを重視した小型の差し替えパーツも用意されている。
ザブングルカー
走行型のスキッパーとローバーを連結した形態。ライフルをローバーの天面に固定することも出来る。
連結用のパーツは外付けではなく、ローバーのシャッター部から展開する仕様となっており、
分離・合体・変形の一連のシークエンスを、パーツの差し替え無しで再現する事が可能となっている。
全体的な感想
この「HI-METAL R ザブングル」だが、ダイキャストフレームを使用しているためか、関節もしっかりしている。
今のところ、関節の緩みもないので、非常に満足している。残念なのは、膝の塗装部分がはがれやすいことだろうか。
所有の物も若干変形を行ったために、少し塗装が剥げてしまっている。
そして、こちらもコックピットに搭乗者を乗せること出来ないのは残念だ。
主役機のザブングルが商品化されたことは多いのだが、ダイキャストフレームを使用して、外装がプラパーツがあるために、塗装部分をあまり気にせずに変形機構を楽しめる商品は少ない。
作中のスタイル再現と変形の並び立ちがメインコンセプトで、腕や腰の車輪を取り外すことなく分離でき、全身の追加ディテールは1980年代に発売されたプラモデルを思わせる。
ザブングル自体は、2体劇中で搭乗するので、入手できる機会があればもう1機欲しいところだ。
運命的な出会いがあれば、中古で「HI-METAL R ザブングル 40th Anniv.」なるものを購入したいものだ。
とにかく、今後も大事に保管していこうと思う。
他にもHI-METAL Rシリーズを購入しているので、今後も記事にアップしていけたらと思う。
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