前回の「MG ガンダム Mark-Ⅱver.2.0」を作った勢いで、「MG 1/100 百式Ver2.0」を作ってみた。
この商品は2018の発売で、3、4年前に「MG ガンダム Mark-Ⅱver.2.0」と同じくらいの時期に再販があったので購入した次第だ。
この百式は、アニメ「機動戦士Ζガンダム」に登場する金色の機体だ。
主人公カミーユが所属する組織エゥーゴの「クワトロ・バジーナ大尉」が搭乗する。
ご存じの方も多いと思うが、このクワトロ・バジーナ大尉は、前作「機動戦士ガンダム」では絶大な人気を誇るシャア・アズナブルなのだ(本当は、キャスバル・レム・ダイクンなんだけど)。
とにかくこの「機動戦士Zガンダム」は「機動戦士ガンダム」の続編にも関わらず、第一話目から知っているキャラクターがほぼ出ていなかた(唯一、ホワイトベース艦長ブライトは登場していたけど)。
そのためか、子供の頃に初めて見た感想としては、全然意味が分からなかった。
ただ、初回から赤い機体(リックディアス)に乗っているのが、クワトロ・バジーナ大尉(シャア・アズナブル)だったので、素直に喜んだ。
シャアは、今回もでているのだと。
だって声がそうなんだから。「池田秀一さん」の声で一発でシャアだと分かる。
でも、クワトロ・バジーナって?
当初はやっぱり混乱したのは間違いないだろう。話のバックグラウンドが全く説明なしに話が進んでしまうのだから。
そして、この「百式」と言いう機体。ともかく非常に良く目立つ。
いままでも赤い機体に搭乗していたので目立たないわけでないのだが、今回はゴールド、黄金に輝く機体なのだ!
どこかの説明書で読んだ気がするが、百年長持ちするようにとの願いを込めているとかなんとか。
この「MG百式」を20年くらいに旧版を組んだことがあったのだが、友人に譲ってしまっていた。
大体組み立て時間は、3時間くらいだろうか。結構簡易な作りなので、意外に早く出来た。
今回も塗装をせずに完全にパチ組だ。
8割組み立てる
8割組み立てるとこんな感じ。
ゴールドのメッキが今回は非常に高級感をかもし出している。
旧版もメッキを使用していたが、もっとテカテカしていた。
今回のキットのメッキは艶消しのようで、非常に上品な気がする。
全体を組み立てていこう!
まずは、足から組み立てていこう。
可動範囲をみると、非常に広い。ここまで関節が曲がるのだ。
両方組み立てるとこんな感じ。
次に腰の部分と足を接続する。
フロント、サイドアーマーを少し上げる。
両足を接続するとこんな感じ。下半身が完成。
次に胸部と両腕を接続する。
コックピットハッチを開いた状態だが、中にクワトロ大尉が搭乗している。
腕を接続する。
肩アーマーも接続する。
これで上半身もほぼ完成。肩アーマーの「百」はドライデカールを貼ったもの。
次に上半身と下半身を接続する。
完成が見えてきた。
次にバックパックを取り付け。
バインダーが変形機構があったことを感じさせる。もともと「百式」は変形機構を持たせる予定だったのだ。
最後に頭部を接続する。
これで完成。「百式」だ!
なんだかとっても神々しい。どこかのご神体を見ているようで、拝みたくなる。
オプションパーツを取り付けてみる
「百式」の武装は、ビームライフル、クレイバズーカー、ビームサーベル、頭部のバルカン。
基本武装はシンプルな武装と言っていいだろう。
あとは、メガ・バズーカ・ランチャーなる大物があるのだが、今回のキットには付属していない。
まずは、ビームライフルを持たせてみよう。
足の関節可動が非常に広いので、膝立ちも出来るのは、プラモデルとは思えない完成度だ!
クレイバズーカーを持たせるとこんな感じ。やっぱりバズーカー派の私としては、こちらの方が好みかもしれない。
次に、クレイバズーカーを背中のバックパックに背負わせることが可能だ。
ビームサーベルを展開して持たせるとこんな感じ。
手のひらと、ビームサーベルのジョイントをそれぞれ引き出す。
そして凹凸を合わせて持たせるとこんな感じ。
劇中でもビームライフルをかまえたまま、ビームサーベルを抜いて戦闘するシーンがあるがそれも再現が可能だ。
作り終わった感想
やっぱりガンプラは、作りやすかった。
シャア(クワトロ・バジーナ大尉)が搭乗する機体とあって、非戦闘的なモビルスーツとなっている。
エゥーゴも連邦軍主体の組織にも関らず、シールドを装備していないのはシャア専用だからだろうか。
そしてなりより、そのシルエットだろう。とにかくカッコイイ!の一言に尽きる。
デザインも、あの「ファイブスター物語」の永野護さんが手がけていることもあり、細身のスタイルをしているし、フェイス部分の目にあたる部分は目はなく、ジムとも違う形をしている。
個人的には「重戦機エルガイム」を思い出させる感じがするのだ。
ともかくこの「MG 1/100 百式Ver2.0」は、シャア登場機体であるし、非常に人気があると思う。
何といっても、この渋いゴールドが非常に神々しくみえる。
すでにランナーパーツの状態でこの色合いを出しているのは非常に凄いと思った。
このゴールドを塗装で出そうとしても、なかなかに難しかったりするのだ。
約四十年くらいまえに、これだけの完成度の「百式」がでるとは。
今回の出来に満足しつつも、いまだに我が家には積プラが何点かあるので、この勢いを借りて、続々作成に取り掛かっていきたいものだ。
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