3年くらい前に発売されたPOSE+メタル 銀河烈風バクシンガーを倉庫から出してきたので遊んでみたいと思う。
この玩具を制作したのは、AWAKEN STUDIO社という香港メーカーで、このポーズプラスシリーズは合金モデルになる。
この時代に全高280mmの大きさでバクシンガーを発売することが、正直凄いと思った。
なにせ私が子供時代だから、かれこれ40年くらい前の作品なんだが、ガンダムほど知名度もないので、そうそう売れる商品でもないように思うからだ。
どうしてこの時期に倉庫から出してきたかというと、玩具好きな方の間では既にご存じの方がほとんどだと思うが、遂に先月4月に同シリーズで「銀河旋風ブライガー」が発売されたのだ。
発売が決定したから約2年経過しているので、大変待ち望んでいた人も多いのではないだろうか。
我が家にはまだ届いていないのだが、「銀河旋風ブライガー」が届く前に、このバクシンガーの保存状態を確認しつつ遊ぼうと思う。
パッケージも非常に高級感があり、中を開けると昔のDX合金トイのような蓋の使用も大変すばらしい。
当時のことも思い出しながら遊んでみたい。
各バイクモード
箱に入った状態ではロボットモードなのだが、バイクモードを見た後で、ロボットモードへ変形させていきたいと思う。
まずは、バクシンガーの腕になる「タイフーン」と「ハリケーン」を見ていこう。
一見するとバイクだが、これが腕に変形する。
黄色いバイクの「タイフーン」は、銀河烈風隊局長ディーゴ・近藤ことドン・コンドールが乗っているバイク。
赤いバイクの「ハリケーン」は、銀河烈風隊副長 諸刃のシュテッケンことシュテッケン・ラドクリフがのるバイク。
バクシンガーの脚になる「モンスーン」と「サイクロン」。
黒色のバイクの「モンスーン」には、不死蝶のライラことライラ・峰里(らいら みねり)が乗っているバイク。
青色のバイクの「サイクロン」には、かっ飛びの佐馬こと佐馬之介・ドーディ(さまのすけ ドーディ) がのっている。
そして、バクシンガーの胴体と頭になる「レップーン」。
銀河烈風隊一番隊隊長。 ビリー・ザ・ショットこと真幌羽士郎(まほろば しろう)が乗っている。
この5台のバイクがシンクロン理論によって巨大化・変形合体(バクシンクロン・マキシム、シンクロン合身)することによって完成する全長48メートル、重量106.6トンになるのだが、完全に物理法則を無視しているのだ!
なんとも凄い設定だが。
バクシンガーへの合体準備
まずは、バクシンガーの腕になる「タイフーン」と「ハリケーン」を変形させる。
ディスプレイ台座を外し、車のカバーを開ける。
前輪の車輪を収納して、拳を出す。
カバーを閉じる。
手首を90°回転させる。
後輪のカバーを外し、凹凸に合わせるように閉じる。
後輪を写真の用に倒す。
車輪のパーツを上に移動する。
ホック部分を降ろしてロック。
後輪のヒンジを折りたたんで、写真のような状態にする。
車輪の向きを変えて、写真の位置にする。
同様に両腕の変形を行うとこんな感じ。
バクシンガーの脚になる「モンスーン」と「サイクロン」を変形させる。
ミサイル・スピンファイアマックスを取り外す。
足首を伸ばす。
ホックを外して、開く。
太腿をだして、車輪を収納する。
カバーを閉じる。
車輪を収納する。
サイドカー部分を閉じる。
足底のパーツを伸ばす。
もう片方も変形させるとこんな感じ。
バクシンガーの胴体と頭になる「レップーン」の変形。
ディティールアップパーツを外す。
股関節の両関節を回す。
背部のパーツを開いて、頭部を出す。
座席を収納する。
胸のブレードを起こす。
ブレスブレードをヒンジを使って上に上げる。
上に上げる。
腰パーツ(黒い部分)を下におろす。
サイドアーマを上に上げる。フロントアーマーも開く。
ヒンジを使ってフロントアーマー、サイドアーマーで調整しながら、形を整えていく。
後輪を収納する。
両サイドのウエストのアマーを開いて、両サイド小さいカバーを起こす。
ハンドルを収納。
両サイドのウエストのアマーを閉じる。
各カバーを収納して、胸部アーマーを下す。
合体準備完了。
腕を接続していく。
足を接続していく。両方接続する。
最後にスピンファイヤーマックスを取り付け。
これで完成!バクシンガーだ!
ロボットモードを確認
とにかくこのポーズプラスシリーズは、ダイキャストを豊富に使用しているためか非常に重く、スタイリングも抜群なのだ。
このバクシンガーは、銀河烈風隊が搭乗する5台のオートバイが、巨大化・変形合体することによってロボットモードになる。
しかも差し替えなしの完全変形。
「レップーン」の変形はヒンジを利用しているせいか、結構難解だが、ロボットに変形した際には、感動を覚えた。
各関節のクリックが効いているので、ポージングも思いのままだろう。
そしてなにより、このスタイリングと合金を使用しているのでこの重量感が非常にいい。
また、バクソード、ニューバクソード、大型ミサイル「スピンファイヤーマックス」などの各種武装のほか、各種ハンドパーツや変形重視用パーツやスタイル重視用パーツが付属している。
バクソードは、両刃の剣で、ニューバクソードは片刃の件になっている。
バクソード、ニューバクソードを両方持つとこんな感じ。
大型ミサイルは、オープニングで使用しているので、毎週見た気がする。
スピンファイヤーマックスを持たせるとこんな感じ。
やっぱりこの時代に、完成度の高いバクシンガーが出るとは思わなかった。
そういえば、この作品は幕末の日本モチーフにしていて、キャラクターの名前からも分かるように、まさに「銀河烈風隊」は「新撰組」そのものだった。
お察しのとおり、主要キャラクターが戦死する悲劇的な結末を迎える物語は、子どもの頃見たときには、正直モヤモヤしたものだ。
このJ9シリーズは三部作となるのだが、第一作の「 銀河烈風バクシンガー」も遂に発売された。
もう一作の「銀河疾風サスライガー」の商品化も決まっている。
何年先になるかは分からないが、この三部作のロボットを並べられる日が来ることを楽しみに待ちたいと思う。
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