ROBOT魂 <SIDE HM>ガイラム

【玩具】

今回は、2018発売の「ROBOT魂 <SIDE HM>ガイラム」を倉庫から出してきたので、中身を確認して、遊んでいこうかと思う。

こちらの「ROBOT魂 <SIDE HM>ガイラム」も、プレミアムバンダイ限定商品であり、オンラインショップで予約した購入したものだ。

定価も8,640円と、造形の割に意外に値段はお高くなっている。なにせ、当時のプラモデルでもキット化されなかったものなので、その点もプレミアムアイテムと言えるだろう。

「ROBOT魂 <SIDE HM> ディザード」が2016年発売で、「ROBOT魂 <SIDE HM>ヌーベル・ディザード」が2017年そして、「ROBOT魂 <SIDE HM>ガイラム」が2018年と完全にプレミアムバンダイ限定でしか発売されないくなってしまったのだ。

買う人は限定的なのだろうか。マイナー機体だから仕方ないかもしれない。

早速、箱から取り出してみよう。

箱から出すとこんな感じ

箱を開けると、ブリスターには「ガイラム」本体と各種武装、交換用手首などが付属している。

今回の「ガイラム」には、スピアー、セイバー、ランドブースター、交換用手首が入っている。

基本的には、シンプルな装備になっている。特徴的な装備としては、やはりパドル・スピアーだろう。

本体の状態を確認

実際にブリスターから本体を取り出すとこんな感じ。

全高約19cmで、他のヘビーメタルと比べても大きい部類になる。

本体は、全体的に薄い紫のカラーリングとなっている。機動戦士ガンダムで言うところのギャンをイメージしてしまうのは、私だけだろうか。

頭部は、こんな感じ。

頭部の先端が尖っているあたり、やはり「ギャン」に見えなくもない。

ただし、目のあたりはヘビーメタルらしく、バイザータイプになっている。

肩の部分には、カモン家の紋章が施されている。確かヤーマン族の王家がカモン家だったか。

今回の「ガイラム」劇中では、「フル・フラット」が搭乗していた機体になる。

各武装を確認していく

まずは、パドル・スピアーを見ていこう。

この「ガイラム」の特徴と言えば、パドル・スピアーだろう。ポセイダルのヘビーメタルとは違った形状が目を引く。

アクションをとらせると、こんな感じ。

パドル・スピアーの突きや、射撃モーションを再現できる。

各関節もかなり動かせる。膝関節もかなり曲がるので、可動も申し分ないだろう。

しかし、立膝ポーズは少し難しいようだ。

また、ランダムスレートはないのは、ヤーマン族のオリジナルヘビーメタルであるからだろうか。

ランドブースターは、「エルガイム」に非常に酷似している。当然、「エルガイム」の元の機体が「ガイラム」なので、各所に同じ機構が垣間見える。

他のヘビーメタルは前面にあるのだが、パドル・スピアーのエネルギーチューブの接続先は後方にある。これは「ガイラム」だけの特徴だろう。

セイバーを持たせるとこんな感じ。躍動感あるポーズをとらせることが出来る。

劇中の後半戦、「フル・フラット」がサートスターで整備した機体を使用し、ポセイダルのヘビーメタルと遜色ない働きをしていた。

元々は、ポセイダルがヤーマン族から捕獲し、そのうち30数機を「フル・フラット」がサートスターに隠し持っていた。

全体的な感想

この「ROBOT魂 <SIDE HM> ガイラム」は、セカンド・セント・ウォーでポセイダルのヘビーメタルに唯一対抗できたヤーマン族のヘビーメタルになる。

この「ガイラム」をヤーマンの特徴を排したものが「エルガイム」になる(だから、エルガイム自体の性能もガイラムと同じと言っていい)。

「ガイラム」自体がマイナーな機体なので、当時でもプラモデルで商品化されることはなかった。

コレクションする側としても、「ガイラム」が発売されるとは正直思わなかったので、商品化には正直驚いたものだ。

当然、「ガイラム」の商品化は今までもなく、今後も商品化されることはないと個人的には思う。

今回もROBOT魂のSIDE HMシリーズでも新しめの商品なので、可動域もよく、パーツのポロリも少ないのが非常にいい。

一つだけ気になる点は、ランドブースターを装着させるのだが、接続する凹凸が浅いのか、少し触ると外れてしまうのだ。これだけが、個人的には非常に残念だった。

ともかく、「ガイラム」自体が商品化されたこと自体が、奇跡に等しい。それぐらいマイナー機体だと言える。

今後、「ガイラム」が商品化されることはないと思うので、大事に保管していきたいと思う。

まだまだ、ROBOT魂のSIDE HMシリーズを購入した記憶があるので、状態を確認する意味でも、倉庫から少しずつ引っ張りだして、記事にアップしていきたいと思う。

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