今回は、2019年発売の「ROBOT魂 <SIDE HM> ヘビーメタルアトール&アトールVマクトミンビルドパーツセット」を倉庫から出してきたので、中身を確認して、遊んでいこうかと思う。
この「ROBOT魂 <SIDE HM> ヘビーメタルアトール&アトールVマクトミンビルドパーツセット」は、ROBOT魂 <SIDE HM>シリーズで一番新しい商品になる(これ以降ROBOT魂 <SIDE HM>シリーズは出ていない)。
とにかく、最後の敵になるこの「 ヘビーメタルアトール&アトールVマクトミンビルドパーツセット」は、通常のアトールと十三人衆の「マフ・マクトミン」機が再現できる商品となっている。
なんと!二度おいしいセット商品となっているのだ。
早速、箱から取り出してみよう。
箱から出すとこんな感じ
箱を開けると、ブリスターには「ヘビーメタルアトール&アトールVマクトミンビルドパーツセット」本体と各種武装、交換用手首などが付属している。
やはり今回のパーツ数が一番多いのではないだろうか。アトールVを再現するために、A級ヘビーメタルの各パーツが付属しているので、当然と言える。
パーツ数が多いため定価も10,800円と、ラスボスの「オージ」よりもお高くなっている。
本体の状態を確認
実際にブリスターから本体を取り出すとこんな感じ。
13人衆マフ・マクトミンが駆る「アトールV」の状態で商品が入っていたので、こちらから見ていこう。
このシリーズは、1/144で統一されたスケールになっており、全高約17cmとなっている。
マフ・マクトミン専用機は、オージェ(右肩のラウンドバインダー)、バッシュ(左腕のバインダー)、アシュラテンプル(背中のサブアームとサーカスバインダー)、グルーン(ロングスピア)の装甲や武器を取り付けた特殊な機体となっている。
頭部はこんな感じ。頭部は特徴的でとても長い、
足裏はこんな感じ。可動範囲は少なめで、つま先が非常に長くなっている。
各武装を確認していく
「アトール」には、このシリーズの特徴的なギミックであるランダムスレートの展開ギミックがないので、まずは「アトールV」の武装を確認していこう。
オージェの右肩のラウンドバインダーはこんな感じ。
バッシュの左腕のバインダーはこんな感じ。
アシュラテンプルの背中のサブアームとサーカスバインダーはこんな感じ。
グルーンのロングスピアはこんな感じ。A級ヘビーメタルのレプリカパーツで完全武装と言った感じだ。
トリプルフロッガーを持たせるとこんな感じ。通常のフロッガーと違い、鞭上のビームが3つついているのだ。
腕も広い可動域を確保できるような機構になっている。
「アトールV」から「アトール」に換装してみよう。
交換したのは、フェイス部分、両肩、ウインゲルバインダー、背面のフロッサーノズル、つま先などだ。
特徴的なのは、両腕を防御するウインゲルバインダーだろう。パワーランチャーを内蔵しており、攻守両方で使用できる。
背中には天と左右、三方向に向いた特徴的な形状のフロッサーノズルを装備している。
セイバーフロッガーは、「アトールV」が3つだったのに対して、1つだけになっている。
全体的な感想
この「ROBOT魂 <SIDE HM> ヘビーメタルアトール&アトールVマクトミンビルドパーツセット」は、とにかくプレイバリューが高めになっている。
なにしろ、カスタム機である「アトールV」には、A級ヘビーメタルの各パーツを取り付けているので、一見ゴテゴテしているように見えるが、意外にカッコよく見えてくる(個人的な感想になるが)。
そのためか、自立させるには一苦労だったりする。とくにアシュラテンプルのサブアームとサーカスバインダー重いので重心が後ろに行ってしまうのだ。
また、「アトール」には、特殊武器としてセイバーフロッガーと呼ばれる鞭のようなビーム兵器を携帯しており、敵を縛り上げたり、切り裂いたりするのだ。
当時劇中で見たときには、このビーム兵器には衝撃を受けた。プラモデルをどうやって商品化するのだろうかと思ったものだ(結局当時は、プラモデルの製品化はされなかったのだが)。
造形は申し分なく、この時代に「アトール&アトールV」を商品化してくれただけで非常に満足している自分がいる。
我が家のROBOT魂 <SIDE HM>シリーズも今回で最後になるが、今後も大事に保管していきたいと思う。
コメント